【今日のにゃんこタイム~○○さん家の猫がかわいすぎる Vol.212】
愛猫が23歳の誕生日を迎えることができた――。2026年4月20日、そんな喜びをSNSに投稿したのは飼い主の猫島猫美さん(nyaos6wans2)。愛猫みゃあのすけくんは、元野良猫。
お子さんと年齢が2歳しか変わらないこともあり、飼い主さんは子育てをしているような気持ちで、みゃあのすけくんのニャン生を見守ってきました。
祖母宅の屋根裏に置き去りにされた子猫を一時預かり
2003年4月20日、飼い主さんの祖母宅の屋根裏でみゃあのすけくんは生まれました。母猫は出産後、子猫を連れてお引越し。なぜか、みゃあのすけくんだけが屋根裏に取り残されました。
「ひとり、屋根裏で鳴いていました。猫が苦手な祖母は近所の小学生に協力してもらい、屋根裏から救出したんです」
保護後、みゃあのすけくんは飼い主さん宅で一時保護されることに。幸い元気はあり、健康状態も良好でした。飼い主さんは猫と暮らしたことがなかったため、里親探しをスタート。里親候補者はすぐに見つかりましたが、予期せぬトラブルが……。
「動物病院で女の子と言われていたのですが、里親さんが引き渡す前に再度、動物病院へ行ったら男の子だと判明して……」
希望していた性別ではなかったことから、譲渡の話は白紙に。また里親を探そう。飼い主さんはそう考えていましたが、当時2歳だった息子さんが手放すことを拒否。みゃあのすけくんは、正式な家族となりました。
イタズラが大好きだった“やんちゃな若猫期“
若猫期のみゃあのすけくんは、喧嘩っ早くて暴れん坊でした。障子の桟によじ登ったり、エアコンの上にのぼったりするなど、イタズラもし放題。
「トイレットペーパーは散らかされ、夜中の運動会は毎日開催されました」
食べることが好きで、家族が食事をする時には椅子に座ってご飯を待つこともあったそうです。
温厚になったのは、後輩猫2匹を迎えた2017年頃。それまで犬と暮らしていたみゃあのすけくんは後輩猫を見て、大きな気付きも得たようです。
「私の目には、やっと自分が猫だということに気づいたように見えました(笑)」
甘えん坊になったものの…家庭内では“現役のボス猫”
大病することなく、ハイシニアになってくれたみゃあのすけくん。23歳になった現在はあまり動かなくなったものの、よく食べ、よく眠り、穏やかな日々を過ごしています。
自宅には他に7匹の猫と犬1匹がいますが、ボスはみゃあのすけくんです。
「ボス感が強いのか、みゃあくんと喧嘩する子はいません。ただ、年々、甘えん坊になってきています。若い頃はゴロゴロ言わなかったのに、今は喉を鳴らしながらスリスリしてくれます」
一日でも長く生きてほしい。そんな想いから飼い主さんは、痩せた体が冷えないように温かい服を着せたり、食べたいものを食べさせてあげたりと心身を気遣っています。
「不思議なことに、みゃあくんが体調を崩した時に猫を保護することが多かった。老猫が子猫と暮らすのはストレスになると聞いたことがありますが、みゃあくんは子猫を迎えると元気になり、若返っていきました。頑張らなきゃ、と思ったのかもしれません」
まだまだボスの座は譲れない――。みゃあのすけくんの長寿は、そんな強い思いがあってこそ、叶ったものなのかもしれません。来年の誕生日も、素敵なちゃんちゃんこを着てお祝いできますように!
<取材・文/愛玩動物飼養管理士・古川諭香>
【古川諭香】
愛玩動物飼養管理士・キャットケアスペシャリスト。3匹の愛猫と生活中の猫バカライター。共著『バズにゃん』、Twitter:@yunc24291
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