恋愛婚活アドバイザーの菊乃です。
「結婚するなら若い女性」という希望を持つ男性は多いです。そのため、女性は35歳を超えると同年代男性とマッチングがしづらくなります。
しかし、女性の若さにこだわる男性は、現実が見えてないことが多いのです。今回はそんなケースをご紹介します。
「34歳以下の女性」にこだわる39歳男性の迷走
卓也さん(仮名、39歳、年収1000万、大手製造業)は、結婚相談所で婚活して、もうすぐ1年たちます。このままでは40歳になってしまうと思って相談にやってきました。
卓也さんは34歳以下の女性を希望していました。でも、年収1000万円とはいえ、5歳以上年下を希望するのは「高望み」です。今の婚活では、3歳差以内の同年代婚が大半になっているからです。
卓也さん「別に20代じゃなくてもいいんです。34歳でも高望みですか? 希望年齢で30代って書いてる女性も多いから、39歳の僕なら対象内ですよね?」
菊乃「いえ、34歳の女性は、33~35歳ぐらいの男性と会っているでしょう。今の傾向では、5歳上って結構年の差があるんですよ。
試しに44歳以上の女性で検索してみませんか。素敵だと思う人がどれぐらいいますか?」
卓也さんは結婚相談所のシステムで検索してみました。
卓也さん「申し訳ないですが、ちょっと好みの方はいないかもしれません。あ、この方は44歳に見えないし、素敵ですね」
卓也さんはある美魔女の写真に目を留めました。
菊乃「目を引く美人は44歳でも人気があるので、ライバルが多くて難しいかもしれませんね……」
28歳の女性は「服がすり切れてた」
卓也さんが、若い女性との結婚をあきらめきれないのには、事情がありました。
1年間で数十人のアラサー女性に会ってきていたのです。全く会えなければあきらめもつくけれど、数回デートをした女性も何人かいたので、可能性を捨てきれませんでした。
ところが、若さ優先で選んだ結果、ちょっと残念な女性が多かったと言います。
お見合いした中で最も若い28歳の女性は、会った瞬間に写真と印象が違うと感じたそうです。ワンピースの裾がすり切れて、生活感があったとか。
年収は非公開で、仕事も情報が薄く、会話も盛り上がらなかったため、卓也さんからお断りしました。
お見合いしたもう一人の20代女性は、会話がかみ合わず、いきなり話が飛んでしまうためお断りしました。
菊乃「同年代男性から申し込みが少ない20代女性だから、会えたということですよね……」
卓也さん「なるほど、そういうことですね」
30代女性とのお見合いも不発続き
これまでお見合いした女性のプロフィールを見せてもらうと、中には3行ぐらいしか自己紹介文が書かれていない人もいました。卓也さんは、若い女性に片っ端から申し込みし、年齢と写真ぐらいしか見ていなかった自覚はあるようです。
何度かデートした30代前半女性も、「おや?」と感じることが多かったそうです。
医療機関で働いている33歳女性は、1~2回目のデートに10分ぐらい遅刻。「待ってくれてありがとう」とは言ってくれるし、10分ぐらい気にしてはダメなのかもと思ったものの、3回目デートは30分近く遅れてきたため、交際終了にしたそうです。
若さだけで探すせいで、他の面で残念な人ばかりが…
34歳の会社員女性には、2回目デートで「結婚したらすぐ妊活したいし、生まれたら子どものそばにいたいから仕事をやめたい」と言われました。
子どもを持つことに前向きで良いと感じましたが、次のデートで、彼女は派遣社員で4~5回転職をくり返していることが判明。卓也さんは有名大学院を卒業し、転職経験もないので、そこで違和感を持ちました。
卓也さん「考えすぎかもしれませんが、結婚して仕事を辞めたいから僕と会っている気がして、お断りしたんです」
菊乃「考えすぎじゃなくて、その通りかもしれません。今は、専業主婦志向は不人気なので、広い年齢幅の男性に会っているのでしょう」
卓也さん「そうですか。フリーターの女性ともお見合いしてさすがに断ったんですけど」
菊乃「若さだけで探すと、どうしても、同世代男性から敬遠される条件の方になりますよね」
なお、会った中で、支払い時に財布を出した女性は2人で、他の女性はみなご馳走になるのが当然という態度だった、と卓也さんは話していました。
でた!今から「子どもは2人欲しい」の非現実度
卓也さんは、長い人生を支え合っていけるような人と家族になりたいと思っています。
菊乃「同年代も対象にしましょうよ。会えるお相手は、総合点が自分と同じぐらいの人なんです。
『若さ』を重要視しすぎているから、人柄とか、コミュニケーション力とかが欠落した人ばかりに会ってしまうんです」
卓也さん「でも、できたら子どもは2人欲しいから、30代前半の女性がいいんですよね」
内心、「でた!」と思ってしまいました。
婚活サービスで、30代後半~40代男性から「できたら子どもは2人欲しい」と言われることは度々あります。そう望む気持ちはよくわかるのですが、結婚できる相手女性の年齢を考えても、今から子ども2人は非現実的です。
女性の場合は、妊活知識が普及し、良くも悪くも子どもを産み育てることへの解像度が高い人が増えました。女子大生でも出産・育児の大変さを理解しています。
ところが、アラフォー男性の場合、子どもに対しての希望や認識が、昭和と大して変わらないのです。卓也さんもそうでした。
危なっかしい婚活をする男性は多い
菊乃「人柄に問題がない37歳ぐらいの女性とご結婚すれば、お子さんを一人授かる未来はまだ可能性ありますよ。
でも、卓也さんはこのままだと40代になるし、子ども2人どころか、一生独身の可能性だって高くなります。40代になると、婚活で結婚できる確率はぐっと減るんです」
卓也さん「わかりました。36歳ぐらいの女性まで、申し込みするようにしてみます」
菊乃「36歳の美女にばかり申し込みしても、ダメですからね」
卓也さんのように若い女性メインで婚活をして、10歳年下の女性と結婚したものの、奥さんが勝手に仕事を辞めてしまったというケースも知っています。
自分がいかに危なっかしい婚活をしているか、無頓着な男性は多いのです。
<文/菊乃>
【菊乃】
恋愛・婚活アドバイザー、コラムニスト。29歳まで手抜きと個性を取り違えていたダメ女。低レベルからの女磨き、婚活を綴ったブログが「分かりやすい」と人気になり独立。ご相談にくる方の約4割は一度も交際経験がない女性。著書「あなたの『そこ』がもったいない。」他4冊。Twitter:@koakumamt
【関連記事】
・
「女性200人に申し込んで全滅」年収1000万の37歳男性が、女性にコケにされる“残念な原因”
・
お嬢様育ちの36歳、「好きなお店は磯丸水産」と言って空回り……婚活に300万円かけてもうまくいかない理由
・
「セコっ!おごってくれた後に、PayPayで請求されて…」高収入男性の“PayPay割り勘”に、女性のけぞる
・
「服から生乾き臭がする」ハイスぺ男性を、断った婚活女性。「そんなことで?」とは言い切れない理由
・
「一緒に妊活までしたのに、妻子がいた!」悪質すぎる独身偽装の実態。460万円の損害賠償となったケースも