【駅伝順位予想】識者が占う出雲駅伝のトップ5スピードランナーがそろった大本命・早稲田大を脅かすチームはあるのか

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【駅伝順位予想】識者が占う出雲駅伝のトップ5スピードランナーがそろった大本命・早稲田大を脅かすチームはあるのか

10月10日(土) 7:34

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識者の出雲駅伝予想前編

いよいよ大学駅伝の新シーズンがスタートする。その口火を切るのは、10月12日(月・祝)に開催される出雲駅伝。大学三大駅伝(出雲駅伝、全日本大学駅伝、箱根駅伝)のなかでもっとも距離が短い"スピード駅伝"を制するのはどの大学なのか。識者たちが5位までを予想した。

日本インカレ10000mを制した山口竣平など、スピードがある選手がそろう早稲田大 photo by アフロスポーツ

日本インカレ10000mを制した山口竣平など、スピードがある選手がそろう早稲田大 photo by アフロスポーツ





【大会記録を更新しての優勝も可能性あり】 ■佐藤俊(スポーツライター)

1位早稲田大

2位中央大

3位創価大

4位國學院大

5位順天堂大

ズバリ、優勝は 早稲田大 。今季の前半はトラック、ロードともに充実ぶりが光った。何より、出雲駅伝の優勝に向けた機運が高まっているのがいい。

暫定オーダーでは、1区に吉倉ナヤブ直希(3年)、2区に本田桜二郎(1年)、3区に鈴木琉胤(2年)、4区に新妻遼己(1年)、5区に山口竣平(3年)、6区に工藤慎作(4年)を配した。序盤から独走する可能性もあれば、追う展開になっても、どの区間にも逆転できる力がある。ミスがなければ、大会記録(2023年大会の駒澤大/2時間07分51秒)を更新しての優勝もありそうだ。

2位予想は 中央大 。10000mで27分台、5000mで13分30秒を切るタイムを持つ選手がそろい、まさに"トラックの王者"と呼ぶにふさわしい充実ぶりを見せている。1区に藤田大智(4年)、2区に岡田開成(3年)、3区に三宅悠斗(2年)、4区に濵口大和(2年)、5区に柴田大地(4年)、6区に栗村凌(1年)を配した。不安材料があるとすれば、直前のケガやコンディション不良くらいだろう。レース展開としては、早大とのアンカー勝負に持ち込まれる前に決着をつけたいところだ。

3位予想は 創価大 。1区に菅野元太(1年)、2区に織橋巧(4年)、3区にスティーブン・ムチーニ(4年)、4区に村上遵世(1年)、5区に山口翔輝(3年)、6区にエースの小池莉希(4年)と万全のオーダーで臨む。出雲では、ここ2回の出場で4位、3位と着実に順位を上げている。3区終了時点で先頭に立てば、そのまま優勝争いをリードする勢いがある。

4位予想は、3連覇がかかる 國學院大 。暫定オーダーでは、1区に浅野結太(3年)、2区に鼻野木悠翔(3年)、3区に辻原輝(4年)、4区に尾熊迅斗(3年)、5区に飯國新太(3年)、6区に髙石樹(2年)を配し、主将の野中恒亨(4年)とルーキーの五十嵐新太が補員に回ったが、当日のエントリー変更も考えられる。3連覇の行方は、4区、5区の走りがカギを握りそうだ。

5位予想は 順天堂大 。前回の箱根駅伝で3位に入った実力はダテではない。主力には、日本選手権5000mに出場した吉岡大翔(4年)のほか、池間凛斗(3年)、山本悠(3年)、成長著しい井上朋哉(2年)がいる。爆発力こそないが、大崩れせず安定して走れるのが強みだ。他大学にミスが出れば、その隙を突いてより上位を目指せる力がある。

箱根王者の 青山学院大 は黒田朝日(GMO)が抜け、絶対的なエースは不在となった。チーム全体のレベルは高いが、その力が最も生きるのは、やはり箱根だろう。 駒澤大 は有力な1年生を多く登録しており、来季以降も見据えた「経験重視」の駅伝になりそうだ。

【早稲田大が16年ぶりの栄冠へ】 ■酒井政人(スポーツライター)

1位早稲田大

2位創価大

3位中央大

4位國學院大

5位青山学院大

優勝候補の筆頭は 早稲田大 だろう。主力は5000mで13分20秒前後のタイムを持つ山口竣平(3年)、鈴木琉胤(2年)、増子陽太(1年)、マラソンでも活躍する工藤慎作(4年)。また、9月27日の「The Road of WASEDA5km」では、吉倉ナヤブ直希(3年)が13分38秒で日本人トップとなり、新妻遼己(1年)も13分44秒をマーク。さらにスピードが魅力の本田桜二郎(1年)もいる。

暫定オーダーでは、本田が2区に入り、吉倉ナヤブ直希(3年)、鈴木琉胤(2年)、新妻遼己(1年)、山口竣平(3年)、工藤慎作(4年)とともに正選手に名を連ねた。出雲駅伝の距離設定を考えると、最もフィットするチームだ。1区で出遅れない限り、16年ぶりの栄冠が見えてくるだろう。

2位と予想した 創価大 は、日本インカレ5000mで日本人トップに輝いた菅野元太(1年)を1区に起用。3区にスティーブン・ムチーニ、6区に小池莉希(ともに4年)を配し、2区は織橋巧(4年)、4区は村上遵世(1年)、5区は山口翔輝(3年)と、バランスのとれた暫定オーダーとなった。過去最高となった前回の3位を上回ると予想した。

3位予想の 中央大 は、エントリー選手上位6人の5000m平均タイムでトップにつける"スピード軍団"だが、夏合宿明けの出雲でどこまで力を発揮できるのか。前回は1区の岡田開成(3年)が区間賞を獲得するも、10位と振るわなかった。ただ、少し読めない部分があっても、今回は上位争いをするだろう。

4位予想の 國學院大 は、前回の優勝メンバー3人が卒業。5000mのタイムでは、先に挙げた3校に劣るだけに、優勝争いは少し難しいか。それでも、エース野中恒亨(4年)、10000mで27分台に突入した髙石樹(2年)ら戦力は充実している。上位には入ってくるだろう。

5位予想の 青山学院大 は今季、小河原陽琉(3年)や平松享祐(4年)ら5人が、5000mで13分30秒台をマーク。"スピード駅伝"の出雲でも勝負できる戦力を備えている。前回は7位と苦戦したが、どこまで合わせてくるのかに注目したい。

(出雲駅伝・順位予想の後編を読む>>)

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