産後2カ月ごろ、夜泣きへの対応が続く中、私は思いがけず高熱を出しました。頼りたかった夫とは連絡がつかず、乳飲み子と2人きりで朝を迎えることに。体調のつらさに加え、夫や義母の対応にも戸惑った、今も忘れられない出来事です。
「終電で帰る」と約束した夫
第一子を出産してから、2カ月ほどたったころのことです。
夫は、私の産前から産後にかけてお酒を控えていましたが、その日は会社の飲み会があるとのことでした。職場の付き合いもあるだろうと思い、私は夫と「遅くても終電で帰宅する」と約束したうえで、送り出しました。
しかし、終電の時間を過ぎても、夫とは連絡が取れませんでした。
当時は子どもの夜泣きが続いており、私にも疲れがたまっていたのでしょう。そんな日に限って、高熱が出てしまいました。
朝方になって、ようやく子どもの夜泣きが少し落ち着き、私もいったん眠ることができました。それでも熱は下がらず、やがて40度近くまで上がりました。
生後2カ月の子どもを抱き上げる力さえ残っておらず、私は横になったまま授乳していました。
翌朝になっても連絡が取れない
朝9時を過ぎても、夫とは連絡が取れないままでした。
そこで、近所にある義実家へ連絡を入れました。夫と連絡がつかないため、義父からも夫に連絡してほしいと頼み、併せて、私も前夜から高熱が出て体調が悪いことを伝えました。
すると、義母が手伝いに来てくれることになりました。
言う相手が違うのでは?
肝心の夫とは、その後も連絡が取れませんでした。
夫が帰宅したのは、その日の昼過ぎでした。ろれつが回らないほど酔っており、帰宅するなり、その場に座り込んでしまいました。
そんな夫の背中に向かって、義母はひと言、
「お疲れさま。大変だったね」
と声をかけました。
私は思わず「えっ?」と耳を疑いました。その言葉は私に向けられたものかもしれないと思い、義母のほうを見ました。しかし、義母が声をかけていたのは、私ではなく、座り込んでいる夫でした。
当時はコロナ禍で、すぐに受診できる医療機関が見つかりませんでした。私がようやく医療機関を受診できたのは、翌日のことでした。
まとめ
この出来事を通して、子育て中の約束は、単なる帰宅時間の取り決めではなく、家で待つ側の安心にもつながっているのだと実感しました。
義母が駆けつけてくれたことで、助かったこともありました。その一方で、義母が夫にかけた言葉には、今でも複雑な思いが残っています。
あの夜以来、子育て中に交わす帰宅時間の約束は、単なる時間の取り決めではなく、家で待つ側が必要なときに安心して頼れる状態を保つためのものでもあると考えるようになりました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※AI生成画像を使用しています
著者:白鷺ユキ/30代女性・派遣社員
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年8月)
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