10月を迎え、2026年の紅葉シーズンもいよいよスタート。北日本や長野県を中心に、名所では徐々に見頃を迎えつつある。今回は、今見頃を迎えている紅葉名所や、まもなく本格的な色づきが期待できそうなスポットをピックアップ。ひと足早い秋の訪れを楽しもう。
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※各スポットの見頃は2026年9月30日時点の情報です。最新の情報は公式サイトなどをご確認ください。
※そのほかの内容は取材時点の情報です。また、見頃分布図以外の写真は2025年以前のものです。

■【北海道】まもなく見頃を迎えそうな紅葉名所

■【北海道】大雪山(黒岳)の紅葉 / 日本で一番早い、息をのむほど美しい紅葉
色づき状況:今見頃(※2026年9月30日現在)

北海道の大雪山の紅葉は、針葉樹の緑と落葉、広葉樹の朱色や黄色の微妙な色の違いが幾重にも重なったような色彩を見せて山全体を錦絵のように飾る。大自然が演出する素晴らしい色彩の饗宴は息をのむほどの美しさだ。頂上から山麓のロープウェイ乗り場まで、例年9月上旬から1カ月ほどかけて色づき、ナナカマド、ウコンウツギ、ミネカエデなどは9月中旬から下旬に見頃を迎える。101人乗りのロープウェイは、2026年10月1日~15日(木)の期間朝7時から運行。片道7分、20分間隔の運行で、大雪山連峰を一望することができる。
■【北海道】ニセコアンヌプリの紅葉 / 雄大な山々が美しく彩るニセコアンヌプリ
色づき状況:今見頃(※2026年9月30日現在)

秋になると、北海道のニセコアンヌプリ、イワオヌプリなどの山々の紅葉を楽しむため、多くのレジャー客や登山者が詰めかける名所。例年、9月下旬から色づき始め、10月初旬から中旬に見頃を迎える。ナナカマド、ダケカンバなどの紅葉を楽しむことができ、有料のニセコアンヌプリゴンドラを利用すれば、標高1000メートルの展望台から羊蹄山、洞爺湖などの雄大な景色を望むことができる。
■【北海道】層雲峡(紅葉谷)の紅葉 / 岸壁の柱状節理と滝が同時に見られる紅葉ポイント
色づき状況:今見頃(※2026年9月30日現在)

鮮やかな紅葉が自慢の紅葉スポット。多少のアップダウンはあるものの、温泉街から片道約30分の散策で紅葉滝(もみじだき)に到着するので、山歩き初心者にもおすすめの場所だ。運がよければ、キタキツネやエゾシカといった野生動物の姿を見ることも。今では見ることができなくなった「小函(こばこ)」のような柱状節理と、水量がある滝から出るミストが楽しめる。
2026年9月13日から10月12日(祝)の18時から21時に「奇跡のイルミネート9」が開催。路面に投影された落葉が人の動きや音を感知し動くインタラクティブプログラムが今年もさらにパワーアップして登場。
■【北海道】十勝岳温泉郷の紅葉 / 道内のなかでも早い時期から紅葉が楽しめる
色づき状況:色づき始め(※2026年9月30日現在)

日本百名山にも選定されている十勝岳は、北海道でも紅葉するのが早い山のひとつ。山頂は10月上旬から、中腹は10月中旬にかけて見頃を迎える。この時期にはハイマツ、シラカバなど一面の秋色を眺めることができる。町内から十勝岳温泉まで車で約20分の場所に広がる黄金色の美しい景観を楽しもう。
■【東北】まもなく見頃を迎えそうな名所
■【東北・青森県】八甲田連峰の紅葉 / 八甲田ロープウェーから眺める巨大パノラマ
色づき状況:色づき始め(※2026年9月30日現在)

青森県の八甲田ロープウェーで味わえる約10分間の空中散歩は、360度のパノラマから、季節によって姿を変える様子を見られる。津軽平野や陸奥湾、遠くは北海道までも見渡せる贅沢な時間だ。山頂付近は9月下旬、山腹付近は10月上旬、山麓付近は10月中旬から色づき始める。
■【東北・山形県】月山の紅葉 / 錦に染まる山岳信仰の名峰

色づき状況:今見頃(※2026年9月30日現在)

標高1984メートル、夏スキーのメッカとして知られる月山は、日本百名山にも数えられる東北の名峰。夏を彩ってきたコバイケイソウやニッコウキスゲなどの高山植物に代わり、秋はミネカエデやナナカマドなどが鮮やかに紅葉し、草紅葉も加わり、山を錦秋に染めていく。こうした美しい紅葉を、リフトを利用して気軽に登り楽しめるのも月山の魅力。月山ペアリフト上駅あたりのナナカマドの真っ赤な紅葉は特に見事だ。
■【関東】まもなく見頃を迎えそうな名所

■【関東・群馬県】尾瀬(尾瀬ヶ原)の紅葉 / 草紅葉から木々へと移りゆく湿原の紅葉
色づき状況:今見頃(※2026年9月30日現在)

周囲を2000メートル級の山々に囲まれた標高1400メートルの湿原、尾瀬ヶ原。この湿原の紅葉は草紅葉と呼ばれ、9月中旬から10月初めにかけて草原が金色に色づく。9月下旬ごろから、広葉樹が赤や黄色に色づき、緑の針葉樹との美しいコントラストを見せる。尾瀬一帯は原始林に囲まれた日本最大級の高層湿原で、約900種の珍しい植物群の宝庫。特別記念物、特別保護地区に指定され、至仏山、燧ヶ岳(ひうちがたけ)の山岳美や、高層湿原に咲く高山植物など、多くの自然美が堪能できる
■【甲信越】まもなく見頃を迎えそうな名所

■【甲信越・長野県】志賀高原の紅葉 / 針葉樹と広葉樹のコントラストが美しい
色づき状況:今見頃(※2026年9月30日現在)

標高1300から2300メートルの志賀高原は、志賀山、横手山、笠ヶ岳、岩菅山、焼額山などの山々に囲まれ、山腹や麓には湿原や池、沼が点在。白根火山周辺や木戸池周辺、丸池・蓮池周辺などといったスポットで、それぞれ異なる趣きの紅葉を楽しむことができる。紅葉の時期には、針葉樹の間で紅葉する広葉樹のコントラストが見事。また、標高の高いところでは初雪、すそ野では紅葉という光景も見ることができる。
■【甲信越・長野県】栂池自然園の紅葉 / 初冠雪があれば三段紅葉が楽しめる
色づき状況:色づき始め(※2026年9月30日現在)

長野県の栂池自然園は、標高1900メートルに位置する日本有数の高層湿原だ。ここで見られる草紅葉は9月下旬頃からが見頃となり、約5.5キロの遊歩道を美しく彩る。また、ダケカンバの黄色、ナナカマドの赤、常緑のオオシラビソがメリハリのある紅葉風景を作り出し、人々の目を楽しませる。山頂に初冠雪があると、雪・紅葉・緑の三段紅葉が楽しめる。
■【甲信越・長野県】千畳敷カール(中央アルプス駒ヶ岳ロープウェイ)の紅葉 / 山肌一面が黄金色に輝く千畳敷カール
色づき状況:色づき始め(※2026年9月30日現在)

中央アルプス宝剣岳直下の千畳敷カールの紅葉はテレビ番組の紅葉ロープウェイ特集でも取り上げられるほどの人気。駒ヶ岳ロープウェイから見える紅葉が山肌一面に輝くさまは絶景だ。高低差950メートルのロープウェイ路線内で、山頂から麓への紅葉の移り変わりを楽しむことができる。また、千畳敷カールには約40分で周遊できる遊歩道が整備されているので、紅葉狩りをしながらハイキングをすることも可能だ。
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