群馬県・赤城山の山頂エリアに、2026年9月19日、「スノーピーク ランドステーション 赤城」がオープンした。観光案内所にスノーピーク直営店、カフェ、休憩スペースなどがそろい、「赤城山で今日は何をしよう?」を見つけられる新たな拠点だ。さらに、近くには2026年4月に先行オープンした「スノーピーク 赤城 キャンプフィールド」もある。食べて、歩いて、遊んで、泊まる。2つの施設を拠点にすれば、これまでとはひと味違う赤城山の楽しみ方に出合えそうだ。
【写真】群馬・赤城山に誕生した“野遊び旅”の新拠点「ランドステーション 赤城」を見る
■【NEW OPEN】赤城山の“野遊び”はここから!新たな観光拠点が誕生
標高約1350メートル、県立赤城公園の豊かな自然の中に誕生した「スノーピーク ランドステーション 赤城」。旧赤城ビジターセンターを再整備し、赤城山を訪れる人と自然、地域をつなぐ新たな拠点として生まれ変わった。
館内には観光案内所をはじめ、スノーピーク直営店、カフェ、多目的ルーム、コインシャワー、コインロッカーなどがそろう。トイレは24時間利用できるので、早朝から登山や散策を楽しみたいときにも心強い。ドライブの途中にふらりと立ち寄ってもいいし、ここで今日の遊び方を決めてから山へ飛び出してもいい。使い方は自由だ。
■【観光案内】「今日は何する?」から始まる赤城山の休日
せっかく赤城山まで来たなら、景色を眺めるだけではもったいない。ランドステーションの観光案内所には、「赤城山野遊び案内板」が設けられ、周辺マップや立体展示、映像、パネルなどから、その日の楽しみ方を探すことができる。
たとえば、“小尾瀬”とも呼ばれる「覚満淵」の木道をのんびり歩く。大沼でカヤックやボートに挑戦する。黒檜山をはじめとする山々へトレッキングに出かける。あるいは湖畔にチェアを置いて、風や水音を感じながらぼんやり過ごすのも立派な“野遊び”だ。「登山まではちょっと…」という人でも大丈夫。特別な道具がなくても楽しめる過ごし方がたくさんあるため、これまで赤城山になじみがなかった人でも、新しい休日の過ごし方を見つけられそうだ。
■【カフェ】山の上で味わう群馬の味。「ヒュッテ ハヤシ カフェ」
散策やドライブの合間におなかが空いたら、「ヒュッテ ハヤシ カフェ」へ。ここでは群馬県産ブランド豚「福豚」を中心に、地元食材を使ったメニューを楽しめる。
看板メニューのひとつが、福豚のソーセージを使ったホットドッグ。クラシックやチーズ、チリなどから選べ、軽めのランチにもぴったりだ。しっかり食べたいなら、「福豚ソーセージのクリーミードリア」も気になるところ。山の上で食べるアツアツの料理は、それだけでごちそうに感じられそうだ。甘いもの好きには、バスクチーズケーキやテリーヌショコラも。コーヒーやカフェラテ、抹茶ラテを片手に、遊びの合間のひと休みを楽しみたい。
※提供メニュー・価格は季節や仕入れ状況により変更となる場合があります。
■【ショップ】ここでしか買えないものも!赤城のお土産探し
スノーピーク好きなら、直営店のチェックもお忘れなく。キャンプギアやアパレルに加え、赤城ならではの限定アイテムや地元産品がラインナップ。なかでも目を引くのが、高崎市の伝統工芸品「高崎だるま」とコラボした「赤城だるま」。赤城山を代表するワカサギと、ツツジの色味をモチーフにしたユニークなデザインに仕上がっている。
ほかにも、アウトドア好きなら思わず手に取りたくなる品がいろいろ。旅の記念はもちろん、ちょっと気の利いた群馬土産を探すのにもよさそうだ。ちなみに、「スノーピーク 赤城 キャンプフィールド」のチェックイン・チェックアウトもここで行う。食事をして、買い物をしてからキャンプ場へ向かうという流れもスムーズだ。
■【キャンプ】今夜は森の中へ。「スノーピーク 赤城 キャンプフィールド」
もっと赤城山を満喫したいなら、そのまま森の中で一夜を過ごしてみては?2026年4月にオープンした「スノーピーク 赤城 キャンプフィールド」は、標高約1350メートルの森に広がるキャンプ場。約6万3600平方メートルの敷地に、フリーサイトや区画オートサイト、電源付き区画オートサイト、愛犬と一緒に過ごせるドッグランサイトなど、全109区画が用意されている。
フィールドで耳に入ってくるのは、風の音や鳥の声。夕暮れとともに焚火を囲み、暗くなったら空を見上げる。そんな何気ない時間こそ、キャンプでしか味わえない贅沢なのかもしれない。ファミリーでにぎやかに過ごすのも、夫婦や友人同士でのんびりするのもいい。自分たちなりのスタイルで、自然の中の時間を楽しめる。
■【手ぶらCAMP】「キャンプ道具、ひとつもありません」でも大丈夫!
キャンプに憧れはあるものの、「道具をそろえるのが大変」「テントを張れる自信がない」と二の足を踏んでいる人も多いはず。そんな初心者にぴったりなのがスノーピークの「手ぶらCAMP」。テントや寝袋、テーブル、チェアなど、必要なキャンプ道具をまとめてレンタルでき、設営から道具の使い方、撤収までスタッフがサポートしてくれる。
用意するのは食材や着替えくらいでOK。いきなりキャンプ用品を一式購入する必要もないので、「一度やってみたかった」という人には絶好の機会だ。家族みんなで初めてのテントを張り、外でごはんを食べ、夜には焚火を満喫。そんなキャンプデビューも、ここならぐっと身近になるはず。
■【宿泊】テントはちょっと不安…なら「住箱」で森に泊まろう
自然の中には泊まってみたい。でも、いきなりテント泊はハードルが高い。そんな人には「住箱-JYUBAKO-」という選択肢もある。建築家・隈研吾さんとスノーピークが共同開発したモバイルハウスで、キャンプフィールドには5棟を用意。室内にはシャワーやトイレが備わり、外は森というロケーションながら快適に過ごせる。
窓の向こうに木々を眺め、朝になればすぐ外へ。夜は焚火を楽しんでから暖かな室内へ戻る。ホテルほどかしこまらず、テントほどワイルドでもない。その“ちょうどよさ”が「住箱」の魅力だ。小さな子どもがいるファミリーや、アウトドア初心者の旅行にも取り入れやすい。
ランドステーションとキャンプフィールドがそろったことで、赤城山での過ごし方はぐっと広がった。朝はランドステーションで情報を集め、湿原を散策したり、大沼でカヤックに挑戦したり。遊び疲れたらカフェでひと休みし、夜はキャンプフィールドで焚火を囲む。そんな1泊2日はもちろん、カフェと散策を満喫する日帰りドライブでもいい。季節が変われば、自然の表情も遊び方も変わり、訪れるたびに新たな発見がありそうだ。キャンプを目的に訪れる人も、赤城山観光の途中に立ち寄る人も、それぞれのスタイルで楽しめる2つの新拠点。次の休日は少しだけ街を離れ、自分好みの“野遊び”を見つけに赤城山へ出かけてみては?
取材・文=水島彩恵
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