スターバックス×ポケモンで描かれる成長の物語。イラストレーター・一乗ひかるさんインタビュー

スターバックス×ポケモンで描かれる成長の物語。イラストレーター・一乗ひかるさんインタビュー

10月2日(金) 18:00

提供:
2026年9月30日にスタートした、スターバックスとポケットモンスターのコラボレーション。「Connection Over The Coffee Adventuresポケモンと一緒に、未知のコーヒーの可能性をめぐる冒険の旅へ」をテーマに、私たちを新たなコーヒージャーニーへと誘う。
【写真】一乗ひかるさん

既に話題になっているコラボグッズは、タンブラーやマグカップ、ポスター、エプロンなど多岐にわたる。注目したいのは、そこにデザインされるポケモンたちだ。イラストレーターの一乗ひかるさんが書き下ろし、ポケモンにスターバックスのエッセンスが加わりコラボらしいオリジナリティがあふれている。イラストに込めた想いとは?一乗さんにうかがった。



■子どものころから当たり前にそこにある存在
キャンペーンにあたり、12通りのイラストを描いた一乗さん。この日初めて、イラストを施したタンブラーを目の当たりにし、「かわいいですね」と、とてもうれしそうだ。

小学生のころに第一作となるゲーム『ポケットモンスター 赤・緑』が発売、アニメ放送もスタートし、まさに世代のど真ん中だ。だからこそ今回の作品を担当することは感慨深かったと語る。
【写真】一乗ひかるさん


「低学年のころは友達と自由帳にたくさんポケモンの絵を描いていた記憶があります。世代を超えて愛されてきた作品はほかにもありますが、それと同じように、小さなころから当たり前のようにそばにある存在です。

受験を機にいったん離れた時期もありましたが、大人になってまたゲームやグッズに親しむようになりました。ポケモンって、これまで1000種以上発見されていて、そのほぼ全種類のポケモンたちのグッズやぬぐるみがあるんです。どのポケモンにも必ずいるファンのためにそうしているってことを知って、ますます好きになりました」

スターバックスとの縁も深い。シーズナルキャンペーンのイラストを過去に2度担当。また、コアなスターバックスユーザーでもある。

「多いときは週に5回ほどお店に行くことがあります。パートナー(従業員)さんはテキパキと仕事されていますが、それだけではないスターバックス特有の温かさを感じるんです」

そんな“身近な2つの好きな企業”のコラボレーションに、最初は驚きとプレッシャーを感じたそうだ。
「ポケモン自体にファンがたくさんいらっしゃるので、いろいろな意見があると思いますし、私の作風が受け入れてもらえるかなと言う不安もありました。でも、その不安よりやりたい気持ちのほうが強かったです」

■価値観が響き合うコラボに、一乗さんが加わる必然
個性豊かなポケモンが登場し、違いを受け入れ、絆を育み成長する世界。人と人とのつながりやコミュニティ、多様性を大切にするスターバックス。その価値観は、一乗さんとの作風とも重なる。

一乗さんは、あえて顔を描かない作風で知られ、今回も同様の手法で表現している。
一乗さんが手掛けた、スターバックス×ポケモンのアート


「ポケモンの表情のかわいらしさが好きな方もたくさんいらっしゃると思うので、顔を描いたほうがいいのかと迷う瞬間もありました。でも、かわいい・かわいくないという価値観にとらわれたくないという想いから、これまで人物の顔を描かずに制作してきました。絵の中のかわいい人と自分を見比べてしまうような状況を生みたくない、そんな気持ちがずっと根底にあります。それぞれの個性を大事にしてほしいという想いを込めています」

顔を描かないことで、見る人が自分の感情や体験を重ねられる余白が生まれる。躍動感のある構図やポップな色使い、ストーリーが、見る人それぞれに固有の感情や表情を立ち上げていくのだ。

■ポケモンとパートナーが信頼を深めるストーリー
制作にあたり、スターバックスから一乗さんへストーリーと、ポケモンとコーヒーそれぞれの特性が共有され、その中から自身の感性でシーンを構築していったという。

5人のバリスタがポケモンと出合い、それぞれがコーヒーを極め、5組それぞれがバリスタの大会に出場し、優勝を目指すストーリー。パートナーとポケモンが力を合わせて成長していく過程で、エスプレッソマシンに電気を送り込むピカチュウ、農園でコーヒーの木を育てるフシギダネ、カスタマイズするイーブイなどが描かれている。一乗さんは「信頼関係ができていく過程を描きました」と語る。
一乗さんが描いたアートが施されたタンブラーも登場

裏面には異なるアートとメッセージが描かれている


「ポケモンとバリスタの関係性を持たせたくて、ピカチュウの尻尾と合わせてバリスタの髪型をギザギザにしたり、イーブイのふわふわ感のある髪型にしたり、ゼニガメの甲羅の色と肌の色を合わせたり。夫婦が似ていくように、共鳴したから似てくるようなイメージです」
細部にはモンスターボールやきのみなど、ファンが探したくなるポケモン愛が散りばめられているのもうれしいポイントだ。

■緑の円が象徴する共創の瞬間
一乗さんがお気に入りだというのが、緑色の円を背景に、バリスタと5種類のポケモンが集合したイラストだ。
一乗さんが一番気に入っているのがこちらのアート


「実はこの緑色、最初は違う色だったんです。でも打ち合わせの中で、円を緑色にするとスターバックスらしくていいかもというお話が出て、確かに!と思って変更したんです。

個人の作品制作では自分の中の引き出しからしか出てこないことが多いけれど、クライアントワークはいろいろな人と打ち合わせをしながら進めていきます。そうすると、気づかなかったことに気づいたり、修正することでのよさがある。それがほかの作品にもよい影響を与えてくれるという連鎖もあるので、いろいろな人とつくるクライアントワークは楽しいです」

色の選択ひとつにも、スターバックスらしさと一乗さんの感性が重なり合う共創の瞬間がある。まるでポケモンと歩む冒険のように、スターバックスのパートナーたちとの挑戦の中で新たな発見や成長を楽しみ、ともに歩むことで生まれた今回のイラスト。店内装飾はもちろん、タンブラーやマグカップ、ポスターなどさまざまなグッズにデザインされて登場するので、ぜひ手に取ってみよう。

※記事内に価格表示がある場合、特に注記等がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。


【関連記事】
・ スターバックス×ポケモンが実現!株式会社ポケモン石原社長が語る、新たな冒険に込めた想い
・ スターバックス×ポケモンがコラボ!バリスタ バトルで限定ドリンクが決定
・ スタバとポケモンのコラボ「ピカチュウ ハニークリーム ラテ」と、全41グッズが9月30日から登場!詳細をチェック
・ 夏休みにスターバックスで行われた子どもたちの未来を育む「ハミングバード 体験コミコネ」をレポート
・ スターバックスが子どもたちの夢や学びをサポート ― 「ハミングバード プログラム」
Walkerplus

国内・経済 新着ニュース

合わせて読みたい記事

編集部のおすすめ記事

エンタメ アクセスランキング

急上昇ランキング

注目トピックス

Ameba News

注目の芸能人ブログ