神戸の水族館「アトア」が劇場型アクアリウムとして進化!アートと生きものが融合する映え空間に

直径約3メートル!国内最大級の球体水槽「AQUA TERRA」は「átoa」の見どころのひとつ

神戸の水族館「アトア」が劇場型アクアリウムとして進化!アートと生きものが融合する映え空間に

10月2日(金) 18:30

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神戸の水族館「átoa(アトア)」は複合施設「神戸ポートミュージアム」内にある、生きものの展示とアートを融合させた新感覚の水族館。“映える”だけではなく、生きものやアートとの出合いを通して、気づきや学びを楽しめる“劇場型アクアリウム”だ。
【写真で見る】「CAVE はじまりの洞窟」からスタートする「átoa」の展示
展示の美しさで、SNSでは“映える水族館”とも呼ばれている


館内ではあえて解説を最小限にし、自ら発見する楽しさを重視。アート作品や空間演出、生きものの展示が一体となり、訪れるたびに新しい発見が待っている。そんな「átoa(アトア)」の魅力を紹介する。
国内最大級の球体水槽「AQUA TERRA(アクアテラ)」。直径は約3メートル


■思わず写真を撮りたくなる!幻想的な海の世界へ
入り口にある「CAVE はじまりの洞窟」では、光の中に入り込むような美しい光景が広がる。カーディナルテトラやグッピーなどカラフルな魚が展示され、思わず写真を撮ってしまう人気スポットだ。
「CAVE はじまりの洞窟」


その先の「MARINE NOTE 生命のゆらぎ」は、海中世界をテーマにした幻想的な空間。海をイメージした香りや、水面の揺らぎを思わせる照明演出に包まれながら、生きものを観察できる。
「MARINE NOTE 生命のゆらぎ」


約50トンの海水が入る円柱水槽「メガシリンダー」では、ウシバナトビエイや色鮮やかな魚たちが悠々と泳ぐ姿を鑑賞。1階のフードホールとつながっており、食事をしながら水槽を見上げられるのも魅力だ。
円柱型の水槽「メガシリンダー」内を泳ぐ魚たち


館内の魚名板には、写真ではなくイラストを使ったオリジナルデザインを採用。特徴を探しながら観察することで、生きものへの理解が深まる工夫が施されている。また、細かな特徴などが描かれた、飼育員手描きの黒板アートも見逃せない。
イラストの魚名板。タツノオトシゴの子育てなど興味深い生態も紹介されている

飼育員手描きの黒板アート


■新たな体験型コンテンツも登場
2026年7月にリニューアルした「ELEMENTS 精霊の森」では、魚類や両生類、は虫類、哺乳類など約30種類の生きものを展示。
エリア内を自由に歩き回るアルダブラゾウガメ。有料のエサやり体験も人気


ドクターフィッシュによる角質ケア体験や、南米に生息するバリイデンキウナギが発する電気を利用した相性診断など、体験型コンテンツも充実している。

■約2500冊が並ぶライブラリーや巨大アートも
3階には、生きものに関する図鑑や絵本、写真集まで約2500冊がそろうライブラリー「FOYER 探求の室」を併設。自由に本を手に取り、ゆったり過ごせる人気スポットとなっている。
「FOYER 探求の室」


館内には、巨大なタコのアート作品や迷路など、アートならではの遊び心も満載。水族館を巡りながら、作品探しを楽しめる。
壁面アート「蛸富士」。タコの体が迷路になっており、向かって右にスタートの「S」、左にゴールの「G」が描かれている


高さ約7メートルの大型水槽では、アマゾンに暮らす生きものを展示。全長約3メートルにもなるといわれるピラルクや大型ナマズのレッドテールキャットフィッシュなど、迫力満点の魚たちが泳ぐ。
高さ約7メートルの大型水槽


さらに運がよければ、水槽の上で暮らすカピバラが泳ぐ姿を下から眺められることも。偶然出合えたらラッキーな人気スポットだ。
4階で暮らすカピバラ。手前のプールは下の水槽へとつながっており、たまに泳いでいる姿を見られることも


■日本の四季を表現した幻想空間「MIYABI」
日本の美をテーマにした「MIYABI 和と灯の間」では、約100匹の錦鯉が泳ぐ水槽や金魚展示が来館者を迎える。
「MIYABI 和と灯の間」


館内では、春・夏・秋・冬へと移り変わる四季の演出を実施。さらに、切り絵作家・酒井敦美さんによる「光の切り絵」が空間を彩り、幻想的な雰囲気を演出する。
「光の切り絵」の演出


金魚の展示では、昔ながらの鑑賞方法である「上見(うわみ)」を取り入れているのも見どころだ。
江戸時代にはガラス水槽が普及しておらず、金魚はおもに木製の桶や陶器の鉢で飼われていたため、上から眺めて最も美しく見えるフォルムなのだとか


■宇宙を旅するような「PLANETS」
宇宙をイメージした「PLANETS 奇跡の惑星」では、球体水槽が惑星のように浮かぶ神秘的な空間が広がる。
「PLANETS 奇跡の惑星」


中でも人気なのが、国内最大級の球体水槽「AQUA TERRA(アクアテラ)」。直径約3メートルの球体水槽には、オスとメスで体色が異なる魚たちが泳ぎ、まるで何種類もの魚がいるように見える。
幻想的なビジュアルと演出が人気の「AQUA TERRA(アクアテラ)」


レーザーとミストを使った幻想的な演出「AQUA UNIVERSE」も実施。光と音、生きものが一体となった劇場型アクアリウムならではの没入体験が楽しめる。

■見て、触って、嗅いで学べる体験展示も
さらに「GALLERY 探求の回廊」には、魚に服の模様を映し出す体験展示や、動物のお尻のにおいを再現したユニークなコーナーも用意。ペンギンやコアラ、トラなど、それぞれ異なるにおいを体験しながら、生きものの生態について楽しく学べる。
動物のにおいを再現したコーナー


水槽を見るだけでは終わらない、五感を使って楽しめる展示の数々も、同館ならではの魅力だ。

■絶景のルーフトップでユニークなカフェメニューを
屋外の開放的な空間「SKYSHORE 空辺の庭」には、アメリカビーバーやコツメカワウソなど4種類の生きものが暮らす。
「手のりカワウソまん(チョコクリーム)」(各740円)


さらに上にある「ROOFTOP 展望テラス」には椅子やカウンターがあり、飲食を楽しめるほか、メリケンパークを一望でき、夜景スポットとしても人気だ。
「ROOFTOP 展望テラス」からは、メリケンパークを一望できる


1階には、ミュージアムショップのほか、テラス席を含む約400席を備えた神戸最大級のフードホールがある。ただし、どちらも退場ゲートの外にあるため、利用すると原則として館内へは再入場できない。展示を見終えてから立ち寄るのがおすすめだ。
オリジナルアイテムもそろう、1階のショップ

1階のフードホールは神戸最大級。神戸牛や洋食、スイーツのほか、神戸のクラフトビールや灘の日本酒も味わえる


生きもの、アート、食、絶景が一度に楽しめる「átoa(アトア)」は、デートや女子旅、家族のおでかけにもぴったり。神戸観光の新たな立ち寄り先としてチェックしてみてほしい。

■átoa(アトア)基本情報
住所:兵庫県神戸市中央区新港町7-2神戸ポートミュージアム2階~4階
電話:078-771-9393※10時〜19時
時間:10時〜19時(最終入場は閉館の30分前まで)
休み:年中無休
料金:大人(中学生以上)2600円、子ども(小学生)1500円、幼児(3歳以上)500円、幼児(3歳未満)無料
駐車場:なし
アクセス:JR三ノ宮駅・阪急電鉄・阪神電鉄神戸三宮駅から徒歩約18分、または神姫バス(ポートループまたはポートアイランド方面行き)新港町停留所下車すぐ。JR・阪神電鉄元町駅から徒歩約15分

取材・文・撮影=二木繁美

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※20歳未満の者の飲酒は法律で禁じられています。


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