「世界医学検査学会」開会式であいさつをされた愛子さま(写真:JMPA)
10月1日(木) 6:00
「ご遺族の皆さまと被災された方々に心よりお見舞いを申し上げます。被災地の復旧や復興が進み、安心して暮らすことのできる日常が一日も早く戻ることを切に願います」
9月25日、千葉県の幕張メッセで開催された「世界医学検査学会」の開会式に臨まれた愛子さま。開会式のおことばでは、冒頭に千葉豪雨や台風25号などによる犠牲者に哀悼の意を示された。
皇室担当記者はこう話す。
「愛子さまが国際的な学会や会議にお一人で臨席されるのは、『世界災害救急医学会』『半導体物理国際会議』に続いて3度目となりました。愛子さまはこうした学術系のイベントに強い関心を持たれているようです。今後も同様の行事への臨席を続けられるのではないでしょうか。
今回の『世界医学検査学会』の開会式後には、検査機器などの特別展示をご覧になりました。避難生活を送る被災者に血栓ができていないかを機器で検査する活動について、『どのくらい精度が高いものなのですか?』などと熱心に質問されていたそうです」
この日、鳥取県は愛子さまが「防災推進国民大会2026」に臨席するため、10月17日から19日まで同県を訪問されることを発表した。
「昨年、愛子さまは新潟県で開催された同大会に出席されました。内閣府などが主催する日本最大級の防災イベントで、皇族が臨まれるのは初めてのことでもあり、大きな注目を集めました。
鳥取県ご訪問は、土曜日から月曜日までの2泊3日です。ほかには、障害がある人たちの就労支援などを行う社会福祉法人の施設のご視察や、3年前の大雨によって甚大な被害が出た鳥取市佐治町へのご訪問が予定されています」(前出・皇室担当記者)
春や秋は、皇室の方々の地方ご公務も増える季節だ。愛子さまも10月12日からは1泊2日で、「国民スポーツ大会」の競技ご観戦などのために青森県を訪問されることも発表されている。
前出の皇室担当記者が続ける。
「11月にはシンガポール公式訪問も控えており、そのご準備も膨大なものになります。愛子さまにとって非常に多忙な秋になるのです。学習院大学を卒業されたばかりの’24年と比べて、2年間でご公務の数はほぼ倍増していますが、今後その傾向がいっそう加速していくのは間違いありません。
宮内庁侍従職には、さまざまな分野の団体や多くの地方自治体から、愛子さまのお出ましを願う要望が届いているそうです。愛子さまのご活動範囲はさらに広がっていくことでしょう」
■親友には「眠る時間がもっと欲しい」と
実は宮内庁内には、そのような状況に懸念を示す声も上がっているという。ある宮内庁関係者によれば、
「愛子さまはご公務の予定がない日には日本赤十字社(以下、日赤)に出社されており、基本的には8時間以上、しっかり勤務されています。
いわば“二刀流”ですが特に側近たちは、これまで以上に過密スケジュールになることを想定し、二刀流の継続を心配しています。『お若いとはいえ、お体へのご負担や影響が大きくなる前に、日赤は退社されたほうがよいのでは』などと漏らしているそうです。
確かにご公務は、その日お出ましになればいいというものではなく、事前にご準備が必要となります。雅子さまゆずりなのか、特に愛子さまは、ご進講を受けたりするほかにも、時間をかけて綿密に準備を進められているのです。
また、開会式のおことばも非常にしっかりしたものでしたが、作成にはかなりお時間をかけられているとお見受けします。ご公務とお仕事の両立のために睡眠時間を削られることもよくおありになるのです」
昨年のラオスご訪問では、パーニー国家副主席主催の晩餐会でおことばを述べたが、何度も推敲を重ね、晩餐会当日の朝や移動時にもまだ推敲されていたという。
『週刊文春WOMAN』(2025年秋号)は、愛子さまの親友のこんな証言を伝えている。
《「様々な方と出会ったり、知らないことを学んだりしていると、時間が足りないのだとお話しになっていました。いつも『眠る時間がもっと欲しい、眠いー』と言いながら笑っていらっしゃいます」》
刺激を与えてくれる“様々な方”には、日赤の同僚たちや、お仕事で出会うボランティアなどの関係者たちも含まれているのだろう。
「側近たちの心配をよそに、愛子さまご自身は、日赤勤務を続けることを強く望まれていると聞いています」(前出・宮内庁関係者)
皇室番組を長年手がけている放送作家・つげのり子さんはこう話す。
「日赤の青少年・ボランティア課でのお仕事は、愛子さまにとって特に災害時に人々を支える仕組みを学ばれる機会にもなっていると思います。
実際に被災地を訪問した際には、そうした実践的な知識により、地域にどのような支援や助け合いが必要になるのかを、より深く理解されているのでしょう。ご公務での体験と日赤での学びを共に積まれていることは、愛子さまにとって大きな利点と言えます。
ただご公務とお仕事の両立は、愛子さまのご負担も大きいと思います。宮内庁と日赤には予定が過密にならないよう、調整していただきたいと思います」
「眠る時間がもっと欲しい」と、ちゃめっ気たっぷりにつぶやきながら、愛子さまは、ほほ笑みの“二刀流奮闘”を続けられていく。
