バイキングで「料理を取りに行く回数が多すぎた」5人家族の末路。女性のバッグから「大量の牛肉」が飛び出し店内騒然…

※画像はイメージです。生成AIを使用しています

バイキングで「料理を取りに行く回数が多すぎた」5人家族の末路。女性のバッグから「大量の牛肉」が飛び出し店内騒然…

9月28日(月) 8:52

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ビュッフェとは好きな料理を好きなだけ食べることができる人気の食事スタイル。

自分が完食できる量をお皿に盛るのがルールで、“料理の持ち帰り”は御法度です。

一方で、メニューから料理を選んで食事をする『アラカルト』では、食べ残した料理を持ち帰らせてくれるお店が増えています。

それは、消費者庁と厚生労働省が2024年12月に発布した『食べ残し持ち帰り促進ガイドライン~SDGs目標達成に向けて~』の中でも、飲食店が特定の場所で食べることを前提として提供した料理について、店舗側の許可があれば持ち帰りを推奨しています。

今回は、そんな“持ち帰り”にまつわる、ビュッフェで起きた前代未聞の違反行為エピソードです。

有給を取って挑んだ「和牛フェア」、快適な店内に漂う違和感

「普段は土日に家族で行くことが多いんですが、どうしても行きたくて、たまたま平日休みに有給を取って訪れたんです」

そう語るのは、家族でよく利用する駅前のビュッフェレストランを訪れた三村さん(仮名・39歳)。平日夜の店内はいつもの週末とは違って客席も2〜3割ほどしか埋まっておらず、とても快適な雰囲気だったといいます。

有給を使ってまで訪れた理由は、期間限定で開催されていた『和牛食べ放題フェア』にありました。ローストビーフやステーキ、和牛のお寿司まで並ぶ豪華なラインナップに、三村さんファミリーも大満足で舌鼓を打っていました。

「本当に大盤振る舞いの内容で、店内も徐々にお客さんが増えて活気が出てきたんです。でも、ひとつ離れたテーブルにいた5人家族の動きが、どうもおかしくて……」

その家族は何度も和牛コーナーへ足を運んでいるにもかかわらず、テーブルの上にはなぜかお肉があまり載っていません。「食べる」ことよりも「料理を取りに行く」回数があまりに多く、違和感を覚えたといいます。

料理を取りまくるのに皿は空?テーブルで目撃した決定的な瞬間

その5人家族が何度も列に並んで和牛コーナーを占領するため、少し迷惑に感じていたという三村さん。何かがおかしいと感じ、なにげなくそのテーブルの様子を注視していたそうです。

「そうしたら、とんでもない光景を目撃してしまったんです。家族が運んできた和牛を、母親が自分の膝やお腹のあたりにサッと忍ばせていて……」

母親の手元で、お皿の上の和牛がどんどん消えていく不自然な光景。何度も繰り返されるそのコソコソとした動きに、三村さんは「まさか……」と絶句したといいます。

やがて90分制の制限時間が終了し、その5人家族は何事もなかったかのような顔で立ち上がり、ゆっくりと会計レジへと向かっていきました。

「知らん顔で帰ろうとする姿を見て、モヤモヤした気持ちでいっぱいでしたね」

レジ前で鈍い音。ひっくり返ったカバンから出たもの

ところが、その直後に誰もが予想しなかった大ハプニングが起こります。

「突然、レジの方から『ドサッ、ドン!』っていうすごい鈍い音が聞こえたんです。びっくりしてそっちを見たら、さっきの母親が段差につまずいて思い切り転倒していて……」

転んだ拍子に、母親が手に持っていた大きなカバンが床に落ち、勢いよく中身が飛び出したのです。

「しかも、落ちた衝撃で幾つかのタッパーのフタがパカッと開いちゃって。中から山盛りの和牛やローストビーフが、床一面にばら撒かれたんですよ」

一部始終を見ていた店内の客からは、あちこちで「うわぁ……」と悲鳴やざわめきが上がったといいます。

黒服のスタッフが駆けつけ、二度と見かけることのなくなった姿

大きな音と騒ぎに気づき、すぐに店長と思われる黒服の男性スタッフが駆けつけてきました。

床に散らばった大量のタッパーと、そこから溢れ出た和牛。惨状を目の当たりにしたスタッフは一瞬で状況を把握した様子で、険しい表情を浮かべながら父親と母親から事情を聴き始めたといいます。

「その後、お肉が没収されたのか、追加料金を請求されたのかまでは分かりません。ただ、顔面蒼白で言い訳をしているようでしたね」

その後、三村さんはそのお店を何度も訪れていますが、件の5人家族の姿を二度と見かけることはなくなったそうです。

「あれは非常識にもほどがありますよ。ルールを破って持ち帰ろうなんて絶対にダメですよね。最後に自爆する形になって、自業自得だなと思いました」と三村さんは振り返ります。

お店や他の客に迷惑をかける身勝手な行為。隠し通せたと思った悪事は、思いもよらない形で白日のもとにさらされることとなったのでした。

この家族の違反行為は、もはやモラルの問題であって、あってはならない行為だと思います。

また、視点を変えて考えると、厚生労働省が、2020年以降、テイクアウトやデリバリーについて、調理後の食品を適切な温度で管理することなどを継続して呼びかけています。

勝手に“持ち帰り”をされて食中毒が発生したときに、店側の責任にされたらたまったものではありません。

食事は、楽しく、ルールを守って楽しんでもらいたいですね。

<TEXT/八木正規>

【八木正規】
愛犬と暮らすアラサー派遣社員兼業ライターです。趣味は絵を描くことと、愛犬と行く温泉旅行。将来の夢はペットホテル経営

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