アメリカのZ世代で流行中の「ロアトリッピング」とは? 日米で加速する「地方・小旅行」トレンド

ドーム型ヴィラ(アーカンソー州ホットスプリングス)/(Courtesy of the Airbnb Community)

アメリカのZ世代で流行中の「ロアトリッピング」とは? 日米で加速する「地方・小旅行」トレンド

9月28日(月) 12:00

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今、日米のZ世代の間で秋の旅行スタイルに変化が起きている。Airbnbが発表した2026年秋のトラベルトレンドによると、今年の秋は長期間の休暇を取るよりも「週末の小旅行」を選ぶ動きが見られ、調査対象者の60%が今秋に週末旅を計画しているという。
【イメージ】魅力的なステイ先をチェック!(海外)

とりわけ注目したいのが、アメリカのZ世代を中心に広がっている「ロアトリッピング(lore-tripping)」と呼ばれる旅のスタイルだ。
プール・ファイヤーピット・ゲームルーム付きヴィラ(ジョージア州ブルーリッジ)


■アメリカで話題の「ロアトリッピング」とは
「ロアトリッピング」とは、大都市やテーマパークのようなメジャーどころではなく、その土地に伝わる物語や歴史的な背景が残る「あまり知られていない小さな町」を訪れる旅行のこと。アメリカのZ世代の90%が「小さな町やあまり知られていない目的地に魅力を感じている」と回答している。
フレイザーズ・キャビン(ウェストバージニア州ポイント・プレザント)

ミッドセンチュリースタイルの隠れ家(ジョシュア・ツリー国立公園まで8分・カリフォルニア州トゥエンティナイン・パームズ)


背景にあるのは、コストを抑えつつ「その土地ならではの地域文化や体験」を求める志向だ。実際にアメリカで今秋トレンドとなっているのも、絵本のようなヴィクトリア調の街並みが残るペンシルベニア州ジム・ソープや、渓谷の絶景が広がるウェストバージニア州フェイエットビルといった、ローカルな歴史や自然を持つ町が中心となっている。
小川沿いの隠れ家ロッジ(サウスダコタ州ラピッドシティ)


■日本のZ世代も「地方の町」へ。理由は「人が少なくのんびりできるから」
この「大都市を避けてローカルな地域へ向かう」潮流は、日本のZ世代にも共通している。Airbnbの社内データによると、今秋の日本国内におけるZ世代の検索数は前年比32%増、予約数は65%増と大幅に伸びており、その目的地は都市部ではなく「地方の町」に集中している。

日本のZ世代の約86%が「あまり知られていない町を訪れるのが魅力的」と回答。地方の町を目指す理由としては、「人が少なくのんびりできること」や「ご当地グルメを楽しめること」が上位に挙がった。

実際に検索数が急上昇しているエリアには、自然遺産の静けさを味わえる鹿児島県・屋久島や、温泉と紅葉を楽しめる栃木県・那須塩原、埼玉県の長瀞、岐阜県の高山などが並ぶ。

長い休みをとって海外や遠出をするよりも、週末の2〜3日を使って都市部から離れた「地方」へ身軽に出かける。人混みを避けてグルメや自然を満喫し、リフレッシュする週末旅が、日米のZ世代における今秋の動向となっているようだ。
ドーム型ヴィラ(アーカンソー州ホットスプリングス)

明るくラグジュアリーな一軒家(アラバマ州タスカルーサ)


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