南阿蘇鉄道(熊本県高森町)は、同鉄道初の「運転操縦体験」を、10月5日(月)・29日(木)、11月4日(水)・10日(火)の計4回開催する。トロッコ列車のけん引機関車DB16形と一般形気動車MT3010号車の2車種を、1日で体験することができる。
南阿蘇鉄道は、熊本県の立野駅から高森駅までを結ぶ全長17.7キロメートルの第三セクター鉄道。2016年の熊本地震で甚大な被害を受けたが、約7年3カ月にわたる復旧工事を経て、2023年7月15日に全線で運転を再開した。現在は、阿蘇の雄大な景色を楽しめる観光トロッコ列車「ゆうすげ号」の運行をはじめ、地域の公共交通と観光の両面から沿線地域を支えている。
今回の体験会の最大の特徴は、単に鉄道車両を運転できるだけでなく、体験する2車両がいずれも「自動空気ブレーキ」を採用していること。自動空気ブレーキは、鉄道車両で長く使用されてきたブレーキ方式の一つだが、車両の更新や技術の進歩に伴い、現在では採用する車両は数を減らしているという。今回の運転操縦体験では、普段は乗客として乗車する鉄道車両を、実際に運転席から操作。機関車を動かし、ブレーキを扱うことで、鉄道車両の仕組みや運転士の仕事に直接触れることができる。
運転体験は、南阿蘇鉄道高森駅構内の側線、約130mの区間を使用。鉄道ファンはもちろん、普段は鉄道に乗る機会が少ない人にとっても、鉄道車両を動かす楽しさや、運転士の仕事の一端を垣間見ることができる。
参加料金は3万5000円。定員は各日15人。申込は、南阿蘇鉄道ホームページの
同イベント紹介ページ
内にある専用フォームで受け付ける。
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