【動画】いきものがかり「さよならララ」メモリアルムービー
キネマシトラス15周年記念作品として放送中の完全オリジナルアニメーション『さよならララ』(ABEMA・dアニメストア・U-NEXTほかで配信)。本記事では第7話をプレイバック。ルカとのデートや、ララのトラウマの核心に迫る過去、そして涙の告白が描かれた。(以下、ネタバレを含みます)
■びわ湖テラスでの初デートと蘇る記憶
かつて愛した王子に瓜二つの青年、秋月ルカ(CV:村瀬歩)と出会い、大きく心を揺さぶられたララ(CV:菱川花菜)。アルバイト先のケーキ店に現れたルカから連絡先を渡されたララは、彼に誘われるままびわ湖テラスでのデートへと向かう。
ロープウェイやリフトに怯えるララの愛らしさや、カレーパンを2つとも自分で食べてしまうルカの変わり者っぷりがほほ笑ましい。しかし、その後ルカのアトリエを訪れたララは、床に落ちたペインティングナイフを見て突如として顔をこわばらせ、その場から逃げ出してしまう。穏やかなデートを積み重ねてきた2人の空気感から一転、一気にシリアスな緊張感が走る。SNSでも「びわ湖テラスでのほっこりデート、高校生らしくていい!」「ここリアルにある場所なんだよね。いい景色や」「最高の雰囲気からのトラウマ発動か」といった反応が見られた。
■愛が刃に変わる!短剣の真実
ララがアトリエから逃げ出した理由、それは200年前の凄惨な記憶にあった。かつてニコライ王子から拒絶されたとき、ララの心の光は巨大な短剣へと姿を変え、王子の心臓を貫き、その魂を食べようとしたのだ。琵琶湖の上空に浮かぶ巨大な短剣は、ララの心そのものだった。
愛する人に拒絶された絶望が、相手を傷つける凶器へと変貌するという真実はあまりにも残酷だ。愛は光であると同時に刃にもなるというテーマ性が、ララの心に深く刻まれたトラウマとして重くのしかかる。自分の心が再び誰かを傷つけてしまうのではないかという恐怖に怯えるララの姿は、見ているこちらも胸が締め付けられるようだ。これには視聴者からも「愛は光でもあり、刃でもあったんだ……!」「ララの“本当の愛”は、短剣に姿を変えて王子様を傷つけようとしたのか」「『魂』を食べたがるとは、ララって何者なの?」と、驚きと感嘆の声が上がった。
■「ララやから」涙の告白と花火の夜
自分の心に怯え、ルカとの接触を避けようとするララだったが、ついに歩道橋の上で彼と対面する。「俺が人間やから嫌なん?」と問うルカは、初めは人魚という存在に興味を持ったものの、今は違うのだと涙ながらに訴える。「俺は、ララがララやから一緒にいたい」。その言葉を聞いたララは、自分がずっと待っていたのはその一言だったのだと気づき、大粒の涙を流すのだった。
人魚という属性ではなく、ララ自身を愛してくれる存在。その真実の思いに触れた瞬間、ララの心を縛り付けていた呪縛が解け、2人の距離が縮まるシーンが美しい。そうして迎えた琵琶湖大花火大会の夜は、舞い上がる鮮やかな光が、ララの晴れやかな心を祝福しているようだ。SNSでも「人魚だから拒絶されたララにとって、それは欲しかった言葉だったのでしょう」「初めは人魚という属性を知って興味持ったけど、いつしか本人をもっと知りたいと思うようになった。なんやねんこの普遍的な恋の話」「7話の花火ED好きすぎる…」と、感動のコメントが相次いだ。
トラウマを乗り越え、ルカと心を通わせるというエンディングを迎えた第7話。しかし、その直後にはララの足元に不穏な水滴が落ちるという気になる描写も残されている。本当の愛を見つけたかに見えるララだが、物語はまだ終わらない。
※TVアニメ『さよならララ』メモリアルムービーをWEBザテレビジョンで掲載中
◆文/岡本大介
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