綾瀬はるか「ファーストボイス」大阪イベントで「皆さん、まいど!」子ども記者からの質問に回答

綾瀬はるか「ファーストボイス」大阪イベントで「皆さん、まいど!」子ども記者からの質問に回答

9月24日(木) 16:00

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綾瀬はるか主演、100%負けると言われた日本初のハラスメント裁判に挑み、時代の「常識」に挑んだ女性たちの姿を描く痛快リーガルエンターテインメント「ファーストボイス」(10月2日公開)。公開直前舞台挨拶が9月23日、大阪で開催され、主演の綾瀬はるか、前田哲監督が登壇した。

バブル経済絶頂期の1989年を舞台に、型破りな弁護士たちの実話に着想を得て前田哲監督が映画化した本作は、当時「常識」と片付けられていた世間の偏見や理不尽なハラスメントに対し声をあげて立ち上がった女性たちの闘いを描く。

本作は、綾瀬演じる朝日道子が、三児の母でありながら弁護士として目まぐるしい日々を送る様子も描かれる本作。そんな朝日弁護士のように忙しない日々を送るお母さん、お父さんもお子さんと一緒に楽しめるようにと、子ども連れにも優しい環境での上映となった。

上映後の温かな熱気に包まれた会場に綾瀬と前田監督が登場すると、客席からは大きな拍手が送られた。少し声がかすれ気味だった綾瀬は、開口一番「皆さん、まいど!」と元気いっぱいに関西弁で挨拶。「ちょっと今日声が変なんですけど、必死のパッチで頑張ってます(笑)。短い時間ですけど、楽しんでいってな!」と呼びかけ、会場沸かせた。

続いて、大阪出身の前田監督は「声がね、今ちょっと綾瀬さんの方が出ないんですけど、普段はすごい美声なので(笑)。今日はどうもわざわざありがとうございます」と冗談を交えながら綾瀬をフォロー。大阪の思い出を聞かれた綾瀬は、「必ず差し入れに豚まんが入ってます。あとは私、たこ焼きが届くのがいつも楽しみで……。それと昔、(道頓堀の)グリコ看板で同じポーズになったこともあります!」とチャーミングなエピソードを披露した。

本作の着想の元となった実際の裁判で原告代理人を務めた辻本先生、原田先生との対面について、「映画の感想を聞かせていただきました。実際こういう先生に相談するとすごい心強いんだろうなって思って。強い信念を持った先生たちだからこそ、こういうことが成し遂げられたんだなと感じて、すごいファンになりました」と振り返る。

前田監督も「お2人には僕も一度お会いしまして、実際に当時のことをお聞きしたりしてたんですが、2人の弁護士(辻本先生と原田先生)を綾瀬さん演じる朝日道子というキャラクター1人に集約してます。お2人のキャラクターは割と違うんですよね。フィクションですから(笑)。ただ、こういうことがあったことをちゃんと後世に伝えていきたいっていう思いも持っておられるし、まだ変わってない部分もたくさんあるので、そういう意味では意義がある映画じゃないですかという感想を言って頂きました」と話した。

本作終盤の最終口頭弁論シーンについて、前田監督は「あのシーンでの綾瀬さんの姿にキャストの方も心打たれてて、ウイカさんや(松本)穂香さんもちょっと涙ぐんでたんです。普段の綾瀬さんとギャップがあったもんで、スタッフもみんな驚いてました」と撮影時のエピソードを披露。これに綾瀬も「みなさんから朝日先生っぽいねと言われることが多かったです」と振り返ると、監督は「朝日道子は綾瀬はるかなんです。脚本の橋本さんが当て書きをして、こういうキャラクターになっています」と、綾瀬をイメージして作られた役柄であることを明かした。

また、前田監督との撮影現場でのやり取りについて、綾瀬は「女性キャストが多くて女子高みたいにずっと喋っていたので、監督が『集中してください!始めますよ!』って何度も叫んでました」と、和気あいあいとした撮影現場の様子を明かした。前田監督も「そのリラックスした状況でないと力が出せない。(綾瀬さんは)切り替えが誰よりも早くて素晴らしい」と、綾瀬の集中力を絶賛した。

イベント後半では、劇中でファーストサマーウイカ演じる恵が記者として活躍することにちなみ、客席の観客が“記者”となって二人へ直接取材を行う「記者体験企画」を実施。プレス腕章を巻いた小さな子ども記者を含む観客が壇上に上がり、映画の感想と二人へ直球の質問を投げかけた。「子育てをしながら弁護士として働く朝日弁護士がとてもかっこよくて魅力的でした」と感想を述べた女性から、「お子さんとのシーンで印象に残ってることとかあったら教えていただきたいです」と質問されると、綾瀬は「監督がクランクインする前に仲良くなる時間を設けてくださって、一緒にゲームをしたりしました」と回答。

長ゼリフの覚え方に感動したという小さな女の子記者からの質問には、「なるべく早い段階、1週間前くらいから『すり込み方式』で(笑)。覚えて寝る、覚えて寝るってやると脳に定着するみたいで、早めからちょっとずつ声に出して繰り返します」と、台詞を覚える秘訣を伝授した。

「勉強は嫌いだけど、元気がもらえて帰って頑張ろうと思いました」という男の子記者から、一番印象に残ったシーンを尋ねられると、綾瀬は「最後の(最終)弁論のシーンは、会場全体が一体になる感じがあって。自分だけが喋っているんだけど、みんなの思いも乗せて一緒に喋っている感じがあってグッとくる瞬間がありました」と答えた。

続いて、子育て中のお母さん記者から「役作りで事前に学んだこと」を聞かれると、「当時の資料をたくさんいただいて、弁護士の先生がどんな気持ちだったのか、どういう裁判が行われていたかたくさん読みました」と明かした。

さらに、女の子記者から「テレビで綾瀬さんのことは可愛いなと思ってて、間近で見れてめっちゃ嬉しいです」と興奮気味に伝えられると、綾瀬も「おおきに!」と笑顔で返答。

「一番難しかった場面」を聞かれると、「『レッツ・ビギン』って言う時の手元の位置に監督のこだわりがあって(笑)。『もっと上!顔の近く!』って指導されて難しかったです。でもやっぱり、裁判のシーン全般が緊張感もあって何日もかけて朝から夜まで撮っていたので大変でした」と、撮影時の裏話を明かした。

最後に綾瀬は「今日、皆さんに直接生で感想の声を聞けてすごく嬉しかったです。楽しい時間でした。また公開したら見に来ていただいて、面白かったら周りの人にも薦めてください!」と、公開を目前に控えた作品への思いを込めてアピール。前田監督も「先行上映で皆さんに見ていただけて本当に嬉しいです。まだまだこの問題(ハラスメント)は今も続いてることだと思うので、少しでも社会が変わっていくきっかけになれば」と呼びかけ、大盛況のうちにイベントは幕を閉じた。「ファーストボイス」は10月2日公開。

【作品情報】
・ファーストボイス

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