第51回トロント国際映画祭の観客賞に、スペイン映画「La bola negra」が選ばれた。同映画祭の観客賞といえば文字通り観客の投票で決まる映画賞で、「ノマドランド」「スラムドッグ$ミリオネア」などが観客賞を受けたあと、アカデミー賞の作品賞を取ったことから、賞レースの行方を占う賞として知られている。
「La bola negra(原題)」は、スペインの詩人ガルシア・ロルカが残した未完の小説をもとに、内戦前後の1930年代と2017年を生きる3人の同性愛者の人生を交錯させる物語。ペネロペ・クルスとグレン・クローズが脇を固め、監督はハビエル・カルボ、ハビエル・アンブロッシのコンビ。今年のカンヌ国際映画祭では16分間の拍手で迎えられ、監督賞を受賞している。
観客賞の次点は映画「ロッキー」の誕生秘話を描く「アイ・プレイ・ロッキー(I Play Rocky)」。無名だったスタローンが、脚本と主演の座を譲らずに「ロッキー」を作り上げるまでを描く。メガホンをとったピーター・ファレリー監督は2018年に「グリーンブック」でこの観客賞を受け、翌年のアカデミー賞で作品賞を取っている。
「La bola negra(原題)」はNetflix作品で、配信日はまだ発表されていない。
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La bola negra
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