小林薫主演のドラマ「深夜食堂」最新シーズンの放送日が、10月20日に決定した。前作から7年ぶりの新シーズンとなる本作に向け「めしや」でお馴染みの常連キャスト総勢21名の再集結と、各話の監督陣が明らかになった。
本作は、全世界累計発行部数900万部を突破する安倍夜郎の同名コミックを原作とし、これまで複数のドラマシリーズと2本の劇場版が制作されてきた人気作。今回カムバックが発表されたのは、シリーズに欠かせない“常連客”たちだ。新宿界隈の事情通・忠さん(不破万作)、ゲイバーを営む小寿々(綾田俊樹)、ストリッパーのマリリン(安藤玉恵)、お茶漬けシスターズ(須藤理彩、小林麻子、吉本菜穂子)といったメンバーをはじめ、地回りのヤクザ・竜(松重豊)とその弟分ゲン(山中崇)、新宿署のベテラン刑事・野口(光石研)や交番勤務の警官・小暮(オダギリジョー)、老舗料亭のおかみ・千恵子(余貴美子)らが顔を揃える。
さらに、小道(宇野祥平)、金本(金子清文)、八郎(中山祐一朗)らに加え、ノリ子(前田亜季)、かすみ(谷村美月)、野口の相棒・夏木(篠原ゆき子)、足立サヤ(平田薫)、コウちゃん(吉見幸洋)、キミトシ(高橋周平)、洲崎飯店の店員つたえ(野嵜好美)も登場。7年の月日を経て、お馴染みの客たちにどのような変化が訪れているのか。
あわせて、各話の演出を手掛ける監督陣も発表された。2009年の第1作からシリーズの世界観を牽引してきた松岡錠司(第2・5・8話)と山下敦弘(第7・9話)、第2シリーズから参加する小林聖太郎(第6話)らお馴染みの布陣に加え、今回が初参加となる横浜聡子(第4話)と吉田亮(第1・3・10話)が集結。監督陣よりコメントも到着している。
「深夜食堂」は、MBS ・TBS ほか(ドラマイズム枠)にて10月20日放送スタート。
【安倍夜郎(原作)】
しばらくご無沙汰してた馴染みの店を何年か振りに訪ねる感じかな。
「いらっしゃい。よ、久しぶり」なんて、薫さん(マスター)にあのいい声で言われたら嬉しくなってしまう。
年季の入ったカウンターで今回はどんなお客さんたちと会えるのか、とても楽しみにしています。
【松岡錠司監督(第2話、5話、8話監督)】
毎シリーズ、今回が最後かなと撮るたびに思っていました。気がつけば長い月日が経っていました。『深夜食堂』の映像化がここまで続くとは誰も予測していなかったと思います。繰り返し見ている視聴者が増えていったことも同様です。ともに格闘してくれた各監督、実写化のために創意工夫してくれた各脚本家、予算のやりくりに尽力してくれたプロデューサー、様々なスタッフ&キャストの真情溢るる仕事ぶりに、ただただ感謝です。そして最初に声をかけてくれた小林薫さん、本当にありがとうございます。シリーズとなって継続したことで、登場するレギュラー陣がリアルに歳を重ねていく記録となり、時間を巻き戻せない現実(とその厳しさ)を見せつけられる側面がありますが、それこそが長く続いたことで生み出された愁いなのでしょう。
新シリーズもそれぞれの人々の心に響くことがあれば幸いです。
【小林聖太郎監督(第6話監督)】
7年ぶりのシリーズの撮影時期に決まったのが、ちょうど拙作映画の仕上げ時期。振り返ればもうちょっと出来たと思うんですが、結果的に一本だけ担当しました。ホン作りにもあまり関われなかったので、どうもお祭に参加し損ねた想いがあります。松岡監督も小林薫さんも、そしてレギュラーの皆様もぜひ長生きしていただいて、次回次次回そのまた次……と続きますように
【山下敦弘監督(第7話、9話監督)】
シリーズが始まった頃は33歳だった自分も、今はもう50歳。スタッフ、キャストも17年分歳を取りました。途中、亡くなってしまった仲間もいましたが、なんとかまた、あの食堂に集まって、いつものメンバーで撮影することが出来ました。長い間、“マスター”として皆んなを引っ張ってくれた小林薫さん、本当にお疲れ様でした。そして17年前、このドラマに誘ってくれた松岡錠司監督、本当にありがとうございました。
ってなんか、ここまで書いてシリーズが終わってしまう感じの文章になってしまいました
が、終わるつもりはありません!また、やりましょう!!絶対!!!!
【横浜聡子監督(第4話監督)】
深夜食堂、シーズン1からの視聴者です。その人間模様に打たれたり、飯テロに耐えたり、各話の監督名を当てる遊びをしてみたり、沢山の楽しみ方を教えてくれた、私にとって唯一無二のドラマです。今回新参者としての参加は怖さもありましたが、小林薫さん始めキャスト、スタッフの皆様がいつも面白くあたたかく、そして松岡監督という存在がスペシャルすぎて、長く人々に愛される作品というのは、このような豊かな人々によってできているものなんだと納得しました。多くの人に届きますように!
【吉田亮監督(第一話、三話、十話監督)】
前シーズンから7年、ようやくファンの皆様に新しいシーズンをお届けできることがとにかく嬉しいです。
我々スタッフも懐かしい「めしや」のセットに足を踏み入れた瞬間、「うわぁ!『深夜食堂』に帰って来た‼︎」と興奮に心躍りました。撮影ではこれまでのシーズンの雰囲気を壊さないような演出を心がけましたが、コの字のカウンターを挟んでのマスターと客たちのやりとりは久方振りにも関わらず「完璧に仕上がっている」どころか、さらなる深みと旨味を増していて強烈に演出を引っ張っていくパワーがありました。また、個性豊かな各話のゲストがもたらすユニークなケミストリーもこれまで以上に見ものです。
今までと変わらぬ味わいや空気感とともに新たな魅力も詰まった新シーズンをぜひ楽しんでください!
【遠藤日登思プロデューサー】
これまで2、3年おきに続けてきたドラマ「深夜食堂」ですが、前シーズン(2019年)の後コロナ禍があり飲食店にとって大変な時期が続きました。そんな現実の中で食堂を舞台にした本作を立ち上げるタイミングを見失っていたのですがキャストやスタッフの方々に会うと「新作やらないの?」「またやりましょうよ」と言っていただくことがありました。コロナが明け、そろそろ新作を作れるかどうかと考え始めた頃、道を歩いていると原作の安倍夜郎さんにばったり出会うという偶然がありました。いや、これは偶然ではないのかも、そう感じたことをキッカケに監督や出演者のみなさんに声をかけさせていただきました。そしてようやく完成、「めしや」は変らず健在です。シーズン1から見ていただいている方も今回初めての方も是非期待してご覧下さい。
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Ⓒ2026安倍夜郎・小学館/「深夜食堂6」製作委員会