短大卒のママ・田中リオさんは、息子・リクくんを塾に通わせています。実は、塾の講師・レイナ先生は高学歴なうえ、リオさんの夫・マナブさんと不倫関係にありました。
レイナ先生は笑顔の裏でリオさんを見下し、義母からは学歴を引き合いに出され、リオさんは肩身が狭い思いをする日々。マナブさんもリオさんの負担を理解せずに責め、不倫相手のレイナ先生と嘲笑っていました。そんな中、不倫を知らないリオさんは、マナブさんのタブレットに残る、恋愛やデート関連書籍の購入履歴を見つけ、行ったことのない公園で夫のスマホがWi-Fiに接続されていることに気づき胸騒ぎ……。ある日、塾でレイナ先生から助けてくれたギャルママ・エミさんに、底なしに前向きな言葉で励まされたリオさん。一方、レイナ先生の怒りは増すばかりで、リクくんの絵を取り上げ、はっきりとリオさんを蔑みました。しかしリオさんが問いただすと誤解だと釈明。それに乗じてマナブさんまでもが「ママはバカだぞ」と言い放ち、リクくんが反発すると激怒。「罰」として大切な絵を破ろうとするのでした。
リクくんとリオさんがマナブさんを止めようとする中、ギャルママ・エミさんが「やめないで!」「どうぞ続けて♡」と動画を撮影。「最低なモラハラ虐待行為」と指摘し、しっかり証拠を押さえるのでした。
肩書きで対抗する夫にママ友が一喝








マナブさんは、エミさんの機転の利いた対応に動揺。さらに「自分を棚にあげまくってバカじゃん」と言われ、「僕は一応K大卒で上場企業の……」と学歴や肩書きを口にします。するとエミさんは、「自慢の社章つけてモラハラはダメだよ」「動画が漏れたら会社に連絡いっちゃうかもよ?」と冷静な笑顔を向け、マナブさんは言葉を失うのでした。
エミさんに言い返されたマナブさんは、学歴や勤務先を持ち出して対抗しようとしました。しかしエミさんが指摘したのは、肩書きではなく、マナブさんの目の前の言動そのものでした。
どれだけ立派な学歴や経歴があっても、人を見下したり傷つけたりする言動が許されるわけではありません。本当の賢さとは、肩書きで示すものではなく、相手を思いやり、尊重できることなのかもしれませんね。
著者:マンガ家・イラストレーター ぽん子
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