ある日、私(ユリ、30代)の夫(マサキ、30代)が「ママお疲れ様旅」と題して旅行を提案してくれました。家族で楽しみにしていた旅行ですが、私は準備や娘たちの世話に追われて思うように楽しめません。一方の夫は自分のことだけすればよい状態で、温泉も食事も自分のペースで満喫しています。私は冷めた料理を食べながら、疲労感と不満から「ママのための旅行じゃなかったの?」と虚しくなってしまいました。
夕食から部屋に戻った私は本当に疲れ果てていました。
2日目は朝食ビュッフェからはじまり、アスレチックやプールを楽しんで……渋滞に巻き込まれながらも無事に帰宅。翌日から仕事なのですぐさま、洗濯機をまわします。私は思わずため息がでてしまいました。
「なんかずっと機嫌悪いよな」と夫に言われてカチンときたのです。もちろん旅行できてよかったと思います。食事の支度をしなくてよかったし、家では味わえない非日常も楽しめました。だから旅行そのものがイヤだったわけではありません。ただ、みんなで楽しむ「家族旅行」であって「ママの休暇」ではなかったんだと思ったのです。
夜、娘たちを寝かしつけると、私も疲れきって眠ってしまいました。
2日目も旅行を楽しみましたが、帰宅後は翌日からの仕事を見据えて、またバタバタします。
そんな私を見て夫は「ずっと機嫌が悪い」と言ったのです。
私はカチンときて、旅行中ずっと娘たちの世話や段取りに追われて「楽しむ側」ではなく「まわす側」だったと伝えました。夫に悪気はありませんでしたが、私が本当に欲しかったのは旅行ではなく「ママ」でいる責任から少し離れられる時間だったのです。
言葉にしないと伝わらないことを身をもって体験した旅行になりました。
原案・ママスタ脚本・rollingdell作画・んぎまむ編集・石井弥沙
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