ベストセラー作家・東野圭吾さんが、罪と罰というテーマを重厚な物語で描いたミステリー小説を実写映画化した「白鳥とコウモリ」の大ヒット御礼舞台挨拶が9月22日、東京・新宿ピカデリーで行われ、主演を務めた松村北斗(SixTONES)と今田美桜、岸善幸監督が出席した。
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解決したはずの殺人事件の容疑者の息子と被害者の娘が手を組み、事件の真相を追う姿を描き出す本作。この日、舞台挨拶の司会者からは「9月4日の公開以来、動員96万人、興行収入13.5億円を突破した」と発表された。
容疑者の息子である倉木和真を演じた松村は、「すごくいろんな方に見ていただいて、軒並み違った角度で作品を捉えてくれている。多面的で僕らも想定していなかった魅力が生まれている」と喜びの声。「誰の主観で見るかによって、新たな発見があると思います」とアピールした。
続けて「事件は白黒つくが、それに伴う出来事や生まれる感情は灰色で、まったく白黒はつけられない。自分でも分かっていたような、分かっていなかったようなグレーな部分を愛し始めることができました」と本作から得た“気づき”を語っていた。
被害者の娘・白石美令役を務める今田も「たくさんの反響をいただいて嬉しい」と感謝の言葉。「劇場を出るとき、誰かの救いや希望を持っていただけると幸いです。(登場人物)みんなの優しさに触れてください」と呼びかけた。
本作は、主演である松村と今田が「なかなか登場しない」ことも話題を集めており、舞台挨拶では、両名の登場が本編開始21分後であることが公表された(原作小説では、126ページ目に初めて登場する)。
この件について、岸監督は「それぞれの親がどういう事件にあって、それを警察がどう見ているのかしっかり描かないと、内容が分かりづらいかなと思った」と理由を説明。開始21分間の“主演不在”は「議論もあった」そうで、「映画としては珍しいが、チャレンジしがいもある。結果としては、状況が理解しやすい尺になった」と手応えを示していた。
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白鳥とコウモリ
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