「織田裕二みたいでかっこいいと言ってくれた」女性部下の手を握った52歳男性の末路。“好意=恋愛感情”は大きな勘違い

※画像はイメージです。生成AIを使用しています

「織田裕二みたいでかっこいいと言ってくれた」女性部下の手を握った52歳男性の末路。“好意=恋愛感情”は大きな勘違い

9月22日(火) 15:53

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こんにちは、恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラーの堺屋大地です。

筆者はLINE公式サービスにて計1万件以上のチャット恋愛相談を受けてきました。また知人経由で対面の相談を受けることも多く、性別・年齢問わずさまざまな方の恋のお悩みをうかがい、知見を深めているのです。

2020年国勢調査によれば、日本人の「生涯未婚率」(50歳時の未婚割合)は年々上昇しており、女性は17.8%、男性に至っては28.3%にも及びます。そんななかで、恋愛がうまくいかないという方々にも筆者の知見が少しでも役に立てばなによりです。

「渋くて余裕があって大人っぽくて…」

※この記事は本人の許可を得て掲載しています。ただし、プライバシー保護のため実際のエピソードから一部変更しています。

今回は部下の女性から「かっこいい」と言われていたのに、現在はあからさまに避けられてしまっているという田中宏隆さん(仮名・52歳・男性・独身)からの相談です。

「会社の事務をしている28歳のその女性社員は、営業から帰った私のところにいつも小走りで駆け寄って来て、『おつかれさまです、これどうぞ!』って、私だけに彼女の好物のお菓子をくれてたんですよ。だから以前から好意は感じていたんです。

ある日の会社の飲み会で、私の隣の席で『渋くて余裕があって大人っぽくて尊敬してます』と言ってきたり、『織田裕二みたいでかっこいいです』と言ってきたりしたんです。

それに彼女は年上が好みらしいっていうのを、社内の雑談で耳にしたことがあったので、私もその気になっちゃいまして」(田中さん)

めちゃくちゃひきつった笑顔で、急に

それから田中さんは二次会と称してその女性社員を2人きりの飲みに誘ったそう。そして2軒目を出たあと、意を決して彼女の手を握り、ラブホ街に向かって歩いていくと……。

「急に手を振り払われて、めちゃくちゃひきつった笑顔で『わんちゃんにご飯あげないといけないの忘れてました』と、帰ってしまったんです。

翌日から態度が急変して、ずっとよそよそしい態度。私のところに駆け寄って来ることも、喋りかけてくることもなくなりました。

一応、『おはようございます』『おつかれさまです』という最低限の会話はしてくれますが、絶対に目を合わせてくれず、気まずそうにされて。

好意があると感じていたのは私の勘違いだったってことですよね?手を握ったことをセクハラで訴えられたりしないかが心配で……」(田中さん)

“好意=恋愛感情”というのは勘違い

田中さんの相談に筆者は次のように答えていきました。

まずその28歳・女性社員から田中さんへの好意は勘違いなどではなく、彼女の言動を考えると確実に好意は抱いてくれていたはずです。

ただ一口に好意といってもいくつかの種類に分けることができ、彼女が田中さんに抱いていたのは恋愛感情ではなく、父親に向けるような親愛感情だった可能性が高いでしょう。

女性社員の発言を細かく分析していくと、彼女の心理が読めてきます。

「渋くて余裕があって大人っぽくて尊敬してます」という発言は、父親的存在の男性に対して言っていたとしてもおかしくはありません。

特に年上男性に「余裕」という言葉を使っている場合、“女性や性行為にがっついたり下心を出したりしないこと”を評価している場合もあり、要するに恋愛対象外だからこそ出てくる単語だという可能性もあるのです。

また「織田裕二みたい」発言についてですが、織田裕二さんご本人は現在58歳であり、その女性社員よりちょうど30歳年上の父親世代。

ですから「かっこいい」とは言っていても、父親を見るような感覚だったであろうことは想像に難くなく、付き合いたい、抱かれたいといった恋愛的欲求があったとは思えません。

重要なのは「年上好き」のレンジ(幅)

田中さんは、その女性社員が「年上好き」という噂も耳にしていたため勘違いしてしまったのかもしれませんが、「年上好き」と言ってもレンジ(幅)があるわけです。

実際に年上好きを自認している女性たちに何歳上までが理想的か問うと、3~5歳上ぐらいの年齢差が好ましいというケースが多いもの。

もちろん5~10歳上までOKという女性もいれば、10~15歳上までOKという女性もいますが、年齢差が広がっていくほど該当する女性の割合は減っていきます。

つまり、仮に「年上好きを公言するアラサー女性」を一堂に集めたとしても、20歳ほど歳の離れた田中さんを恋愛対象内にできる人はほとんどいないと思うのです。

冷静に考えればわかりきったことだった

――たしかに田中さんが勘違いしてしまう要因はいくつもありました。

「まず私は“好意=恋愛感情”だと思い込んでしまっていたんですが、父親的存在としての好意だったってことですね。

それに、彼女が年上好きだという噂を聞いて、自分も恋愛対象内なんじゃないかと期待してしまったのですが、さすがに24歳も離れた男に恋をするわけがない……。冷静に考えればわかりきったことでした(苦笑)」(田中さん)

田中さんはその後、しつこく迫るといった行為はしていないようですから、セクハラで訴えられる可能性は低そうというのが、不幸中の幸いといったところでしょうか。

<文・堺屋大地>

【堺屋大地】
恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。本連載意外に『SmartFLASH』(光文社)でドラマコラム連載、『コクハク』(日刊現代)で芸能コラム連載。そのほか『文春オンライン』(文藝春秋)、『現代ビジネス』(講談社)、『集英社オンライン』(集英社)、『週刊女性PRIME』(主婦と生活社)、『女子SPA!』(扶桑社)などにコラム寄稿。LINE公式のチャット相談サービスにて、計1万件以上の恋愛相談を受けている。公式SNS(X)は@SakaiyaDaichi

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