【写真】ひそかに人気という公式キャラクターのぬいぐるみを持った松村北斗
松村北斗(SixTONES)と今田美桜が、9月22日に都内で開催された映画「白鳥とコウモリ」大ヒット御礼舞台あいさつに、岸善幸監督と共に登壇。周囲の反響やラストシーンの撮影について語った。
■興行収入13.5億円突破の大ヒット
原作は、累計発行部数200万部を突破した、ミステリー界の巨匠・東野圭吾さんの同名小説。「白夜行」「手紙」の系譜を受け継ぎ、ミステリーの枠を超えて「罪と罰」という核心的なテーマを重厚な筆致で描いた作品を、岸監督が実写映画化した。松村と今田は、善良な弁護士の刺殺事件で容疑者となった男の息子・倉木和真と、被害者の娘・白石美令をそれぞれ演じる。
本作は9月4日に公開され、累計動員96万人、興行収入13.5億円を突破する大ヒットを記録。公開後の反響を聞かれ、松村は「身の回りに映画の話をする方が多いですけど、軒並み見ていて。それぞれ違う角度で作風を捉えていて、多面的というか不思議な作品なんだなと思いました。自分たちでも想定していなかったような魅力すらも公開後生まれているなと体感しています」と、さまざまな反応が寄せられていることを明かした。
また、今田も「私も本当にたくさんの反響を頂いてまして、自分の知人もそうですし、SNSとかもたくさんの方々がつぶやいてくださったりして。松村さんもおっしゃっていましたけど、『こういう見方があるのか』と。私も出ているけど、そういうふうに見てみたらまた面白いかも、って思う感想がありましたね」と、感想を聞いて新たな発見があったことを打ち明けた。
■ラストシーンの撮影は「本当に難しかった」
特にSNSなどではラストシーンの反響も大きく、生前に本作を鑑賞した原作者・東野さんからも、「ラストシーンがとても素晴らしかった」との感想が寄せられていた。
そんなラストシーンの撮影を振り返り、松村は「本当に難しかったですね」とこぼし、「最後の、どう和真が受け止めるか、そもそも受け止めるのかどうか、というところ。家でも考えたし、練習的なことはあったけど、どれもしっくりこなくて。たぶんずっと美令にとって何が救いかとか、物語にとって何が救いかっていうベクトルで考えちゃっていた分、はまらなかったんだなと」と述懐。
実際に現場に入り、岸監督の演出を受けながら試行錯誤して作り上げたそうで、「『OK』って言われた後も、『本当だろうね…?』って(笑)。ずっとたぶん岸さんのほうを見ていたんですけど、岸さんがサーッと寄ってきて、(親指を立てるポーズをして)これで安心するんですよ。すごくいいお芝居ができると、岸さん寄ってきて鼻息で教えてくれるんです」と話すと、今田も「めちゃくちゃ分かります(笑)。もうそれを見られるのが楽しみで毎日行ってました」と同調していた。
一方、今田は「一個前のシーンも同じ日に撮影していただいて、その後にラストシーンを撮ったので、そういう時系列、しっかりとした順序も相まって、私としてはすごくありがたい環境でさせていただいてました」と振り返った上で、ラストシーンの前に松村演じる和真が走るシーンについても言及。
今田は「そのシーンは別のいろんな場所で撮影されたと思うんですけど、(松村は)ラストシーンのほうを先に撮っていて。(ラストシーンにたどり着くまでに)どれぐらいの距離を走ってきたのかとか、そういうのを監督に聞いてらっしゃる姿だったり、それを受けて、ずっとあの撮影場所の周りを走られてたんですよ。心拍数をリアルに上げられていて、私はあのシーンはもう皆さんに助けていただいたシーンだったなと思っています」と、松村のリアルにこだわる役作りに感服していた。
映画「白鳥とコウモリ」は大ヒット公開中。
◆取材・文=月島勝利(STABLENT)
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