【漫画】漫画「ノアの渡航券」を読む
『ヤングエースUP』にて連載されている鍋谷やかん氏による漫画『ノアの渡航券』第1巻が、9月4日に発売された。本作は、近未来SFホラー。高性能AIに生活を管理される世界が突然終末を迎え、生き残った2人の女性が、生き残りをかけて“たった1人の男性”を探す旅に出る姿を描く。
■滅んだ世界の女2人旅…生き残るために必要な条件は“男(オス)”
舞台は、高性能AI・アシストが人類にとって不可欠な存在となった近未来。医療、ビジネス、恋愛にいたるまでアシストが管理する世界が、ある日、予兆もなく崩壊する。
女子高校生・蜂本よつばは、とある事情からアシストなしの状態で電車に乗りうたた寝してしまう。見知らぬ女性・呂久屋ヨウコに声をかけられ、目覚めたよつばが目にしたのは崩壊した世界だった。この世界に何が起きたのかを探ることになった2人。
そんな彼女たちの前に現れたのは、人類救済機構“ノアの方舟”とそれを操るAI・アシスト。この世界から生きて脱出するための方舟に乗れる渡航券を渡される2人だったが、乗船できるのは番(つがい)となる「男女1組」のみ。よつばとヨウコのどちらか1人だけしか生き残れない――。1人の男性(オス)と真実を探すため、2人の女性による緊迫の終末世界への旅が始まる。
■尾丸ポルカ「こういうテーマが大好きだ!!!!」
本作の第1話にあたるエピソード「"正しいAI"の使い方」を、作者がX(旧Twitter)に投稿したところ、2,000件を超える“いいね”と共に多くの反響コメントが寄せられた。読者からは「ブッ刺さる」「気になるな」「よつば可愛い」「神すぎる」など多くの反響が寄せられている。
またホロライブで活躍するVTuberの尾丸ポルカは、本作について「『世界の終わりは、いつも通りの朝から始まった』。早く続きが読みたいです!声優にはいつでも呼んでください!!」と帯コメントを寄せ、さらに自身のXでは「こういうテーマが大好きだ!!!!唐突に世界が終わっちゃったら、みんなどうする?」とポストしていた。
■鍋谷やかん氏(作者)コメント
作者は作品の着想について、「数年前まで稀だった“AIの利用”が当たり前になりつつある現状に恐怖を感じたことです。親切で優しい人工知能の答えが、他者から見たときに脅威になる可能性が大いにあると考えました。『ノアの渡航券』は、AIが進化し続けた先の末路を女子高生主人公・よつば目線で描くことを目的としています」と語る。
また作中で描きたいものとして、「本来描きたいものは“人間”です。辛い現実や不条理に立ち向かえない人も立ち向かえる人も、等しく“今を生きている誰か”であることを肯定したい作品です」とコメントし、最後に「まだ全体の1割も出していない本作ですが“理不尽な現実”と向き合う誰かに刺さればと考えています。よつばの秘密、ヨウコの秘密など、まだまだ多くの展開が待ち受けていますので引き続き読んでいただけたらうれしいです」とメッセージを寄せた。
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