ラストで正体判明…田舎に戻った女性が、親に紹介された“カロくん”と日々を過ごす物語に「私にもいた」と反響【漫画】

『カロくんとはなちゃん』が話題/画像提供/鈴木日々喜さん

ラストで正体判明…田舎に戻った女性が、親に紹介された“カロくん”と日々を過ごす物語に「私にもいた」と反響【漫画】

9月21日(月) 8:30

『カロくんとはなちゃん』が話題
【漫画】本エピソードを読む

コミックの映像化や、小説のコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、鈴木日々喜さんが描く『カロくんとはなちゃん』をピックアップ。

鈴木日々喜さんが8月19日にX(旧Twitter)で本作を投稿したところ、2,000件を超える「いいね」と共に、多くの反響コメントが寄せられた。本記事では、鈴木日々喜さんにインタビューを行い、創作のきっかけや漫画を描く際のこだわりについて語ってもらった。

■両親に紹介された“カロくん”
『カロくんとはなちゃん』(1/16)


都会から田舎に戻った主人公のはなちゃん。両親ははなちゃんに“カロくん”を紹介する。「好きに使っていい」と言う両親だったが、はなちゃんはカロくんは便利である一方、力が強く、言いなりになるところが怖いと思っていた。

意地でもカロくんを使わなかったはなちゃんは、ある日倒れてしまう。両親に心配をかけないためにも、はなちゃんはカロくんを使い始める。

その後、はなちゃんは少しずつカロくんと一緒に過ごすように。だんだんと楽しくいられるようになってきたはなちゃんは、どんな時もカロくんといるようになる。

そして、カロくんに寿命が訪れ…?

作品を読んだ読者からは、「素敵なお話」「最後まで正体が読めなくて、最後で「あーーーー」ってなった」「ああ!そうか!って感じ。やられた〜」など、反響の声が多く寄せられている。

■作者・鈴木日々喜さん「同じ気持ちだった人に届いたらいいな…」
『カロくんとはなちゃん』(12/16)


――『カロくんとはなちゃん』は、どのようにして生まれた作品ですか?きっかけや理由などをお教えください

私自身がペーパードライバーで、運転することが怖かったけど、乗り越えた経験をもとに作った作品です。

東京から田舎(茨城)に引っ越して、運転が必須になってしまい、運転に慣れるまで苦労したんです。最初の方は「こんなことできるわけない!」と絶望していました。

でも、その恐怖を乗り越えて運転できたら、車が相棒に思えてとても心強く、運転が楽しくなったので、その気持ちの変化が描けたらと思いました。同じ気持ちだった人に届いたらいいなと思って描きました。

――今作を描くうえで、特に心がけたところやこだわった点などをお教えください。

カロくんの正体に最後に気づいてもらうことによって、もう一度読み返す楽しさを出したかったので、カロくんの正体がバレそうでバレないギリギリを狙いました。

――今回の作品のなかで、特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。

はなちゃんが運転になれて、カロくんとはなちゃんがいろんなところに出かけるシーンが気に入っています。

関東の観光名所を描けたらと思ったので、ページ下部にあるお花畑は一応ネモフィラの花畑を描きました。牛久大仏、華厳の滝も描いてみました。山は筑波山を想定しています。

はなちゃんは運転をしているので、運転席側ということでカロくんの右側にいるのがポイントです。

車は、一人じゃ行けないようなところにも何処までも遠くでも連れて行ってくれて、いろんな経験ができるよね、ということを描きたかったので、すごく気に入っているシーンです。

――X(旧Twitter)の投稿には多くのいいねやコメントが寄せられましたが、特に印象に残っているコメントなどはありますか?

どれも嬉しかったですが、やはり愛車との思い出を語ってくれたコメントが印象に残っています。

車に「ちゃん」付けをしたり、あだ名があったり、呼び方が様々で、車が愛されていたんだなあというのが感じられてよかったです。

――今後挑戦してみたいジャンルやテーマがありましたらお教えください。

時代ものに挑戦してみたいです。

中世の本を読んだのですが、今と当時の価値観が違っていて面白かったり(荷運びする人が着ているものが破れないように脱いで運ぶこと知って驚きました。現代だったら肌が傷つかないように逆に服は絶対着ると思うので)、それでも変わらないもの(人を想う気持ちとか)もあったりして、とても興味深かったんです。

その部分を漫画にできたらと考えているので、いつか実現させたいです。

――最後に、読者やファンの方へメッセージをお願いします。

インタビューを読んでくださった方ありがとうございました。

カロくんとはなちゃんはコミティアで本を販売もしていたので、ぜひ気になる方は次回コミティアで実物を見に来てもらえたらと思います。

これからも人の心の隙間にそっと収まるような漫画を描いていきたいと思っておりますので、よければ読んでやってください。



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