【写真】「前島亜美史上、初というくらい布がない!」とアピールする新衣装
声優・俳優・アーティストとして幅広く活躍する前島亜美が、ワンマンライブ「前島亜美3rd LIVE POLYPHONY」を、9月19日に神奈川・関内ホール(大ホール)で開催した。
■「職業:あみた」のBGMで会場は開演前から大熱狂
7月にリリースした2ndアルバム『POLYPHONY』を携え、同作と同じタイトルを冠した本公演では、過去2公演を上回る自己最多の全22曲のオリジナル曲を披露することで自身のアーティストとしての多面性を表現。生バンドによる演奏やダンサーとのパフォーマンスを交えながら、“ポリフォニー(多声性)”という言葉に込めた自分だけの個性を発揮した。
開場前BGMとして「職業:あみた」が流れると、客席は「あみた!」と掛け声を入れて早くも熱狂する。前島は黒を基調としたクールな衣装で登場し、自身が作詞した「Jeanne d'Arc」を熱唱。ジャンヌ・ダルクをモチーフにした歌詞の強い女性像や間奏での力強いダンスも相まって、頼もしい表情を見せる。
続いて、ロックナンバー「Unfallen Angel」、哀愁を誘うマイナーアップチューン「SCARLET LOVE」を立て続けに歌唱。立ち上がりの3曲からしっかりと成長をアピールした前島は、MCで「完璧なライブをしにきたのではなく、ただ皆さんと楽しい時間を過ごしに来ました!」と意気込みを語る。
また、今回のライブは2ndアルバムと同じく二部構成をイメージしてセットリストを組んだことを説明。そこに込めたストーリーは各々で考察してほしいと呼びかけた。
女性ダンサー4人をステージに迎え入れると、ここからはダンスでも見せるブロックに突入する。ダンサー陣との息を合わせた動きと共にスタイリッシュに迫った「ポルターガイスト」、強気な歌詞と鋭くダイナミックな振り付けがマッチした「恋愛主義にクエスチョン」、妖艶さと激情が入り混じった「劇薬」と、雰囲気の異なる3曲を歌唱。
その後のMCで、衣装について本ライブのテーマカラーであるゴールドを散りばめつつ、ライブのテーマである“ポリフォニー”に合わせて、“全ての色が混ざり合わさった色”の黒を選んだことを語ると、続いてのブロックへ。まずは夏の季語“五月雨”をモチーフに切ない恋愛模様を歌詞に落とし込んだ「五月雨」を感傷たっぷりに届ける。
続いて「星を見上げて」をステップに腰掛けながら歌唱。1サビ終わりでスッと立ち上がると、そのまま階段を上がってステージの一番高い場所から星を見上げるように、しっとりと歌い上げる。それら情景が浮かぶような2曲から一転、自身が作詞した疾走感溢れるアップナンバー「Adaptation」へつなげ、アニメ「不器用な先輩。」のエンディングテーマになった「不器用に 君のとなり」では、客席に向けて手を振りながらにこやかに歌い上げた。
■第二幕はつんく♂やヒャダインの提供曲、自身作詞曲でテンション爆上げ
10曲が終わったところで、白いトップスと黒いハーフパンツの身軽な衣装に早替えした前島がステージ上段に登場し、「“POLYPHONY”ここから第二幕、盛り上がっていきましょう!」と宣言。つんく♂が楽曲提供した2ndアルバムのリード曲「女神Stay Gold!」を披露する。憧れのハロプロへのリスペクトを感じさせる粘り気のある歌い口、ダンサーとの息を合わせた切れ味鋭いフォーメーションダンスを見せる。
そのりりしい表情から一転、甘い歌声が魅惑的な「MAKE IT NOW」でキュートな一面を見せると、2ndアルバムからの新曲「DAI SUKI」では女心の裏腹な気持ちをパワフルに歌い上げてファンの心に火を付け、会場は声を上げて盛り上がる。
新しい衣装について「前島亜美史上、初というくらい布がないです!」とアピールしつつ、バンドメンバーとダンサーを紹介すると、ライブはラストスパートへ。アニメ「公女殿下の家庭教師」のオープニングテーマでもある躍動感溢れるナンバー「Wish for you」をダンサーの華やかなパフォーマンスと共に届ける。
曲名をコールした瞬間から爆発的な盛り上がりを見せたのが、ライブでは欠かせない楽曲となっているヒャダイン(前山田健一)提供の「職業:あみた」。コール満載のにぎやかな曲調のみならずカラフルなライト演出も合わさってホールは大熱狂。あみたからの「もっともっとー!」という要請に応えて絶叫のような“あみたコール”が巻き起こる。
さらに、「職業:あみた」にも負けないテンションで会場が一つになったのが、前島自身の作詞曲「優良物件証明歌▽」。自身のことを“優良物件”とアピールしつつ、ファンへの愛の重さを垣間見せたり、「あみたと一緒にあたみに住みます」と合唱させる電波風味のトンチキソングで“あみた”ワールドを全開にする。
「最後はアルバムや今回のライブのテーマにぴったりの曲」として、アニメ「才女のお世話」のエンディングテーマ「完璧じゃないわたし」を歌唱。前島が初めて自分で作詞したアニメタイアップ曲だが、「そばにいてよ ねえ」といったフレーズがライブの場では前島からファンへの言葉として響く。互いを必要としあう多幸感が会場を満たしていく中、最後は会心のスマイルで「きみがほしい」「いつまでも 守っててね」と歌いかけてライブ本編を終えた。
■アンコールで「みんなと一緒に武道館公演、目指したいです!」
すぐさま巻き起こった会場からの盛大な“あみたコール”に応え、ステージに舞い戻ってきたTシャツ姿の前島は、2ndアルバムより自身が作詞したバラード「Inner speech」でアンコールをスタートさせる。
そして、アーティスト活動の始まりの歌でもあるソロデビュー曲「Determination」、アニメ「灰原くんの強くて青春ニューゲーム」オープニングテーマ「Fly Again!!」を歌唱。歌詞の「虹色のミライへ」というフレーズに合わせて、ファンがペンライトで客席を虹色に染め上げるサプライズもあった。
さらに、1st LIVEのタイトルにも引用された「Blue Moment」を終えると、最後のMCへ。前島は「私の夢を共有してもいいですか?」と語り掛けて、「みんなと一緒に武道館公演、目指したいです!」と発言。会場はもちろん大歓声で応え、大きな夢に向けて新たな約束が交わされた。
さらに、本公演のライブ写真を使用したデジタルトレカの発売、ファンクラブイベント「あみ対いち2026~Birthday with You~」が前島の誕生日である11月22日(日)に開催されることをお知らせ。
名残惜しそうにしつつも「一緒に声を出して楽しく今日を終わらせましょう!」と呼びかけて、この日の最後に歌ったのは、過去二度のライブでも終盤の大切な場面で歌われた「Azurite」。この曲も前島が作詞し、その言葉には“君”と共にある未来への思いが詰まっている。
会場中がイントロから「Wow Oh Oh Oh」と声を上げて歌い、サビでは互いが交互に歌を重ね合って、一つの曲をつないでいく。ラスサビ前、前島は「忘れないからー!」と高らかと叫んで思いを伝え、最後は互いに声を合わせ、手を振り合ってライブは大団円を迎えた。
■「前島亜美 LIVE 2026 POLYPHONY」
◇9月19日(土)◇神奈川・関内ホール(大ホール)
<セットリスト>
M01. Jeanne d'Arc
M02. Unfallen Angel
M03. SCARLET LOVE
M04. ポルターガイスト
M05. 恋愛主義にクエスチョン
M06. 劇薬
M07. 五月雨
M08. 星を見上げて
M09. Adaptation
M10. 不器用に 君のとなり
M11. 女神Stay Gold!
M12. MAKE IT NOW
M13. DAI SUKI
M14. Wish for you
M15. 職業:あみた
M16. 優良物件証明歌▽
M17. 完璧じゃないわたし
~アンコール~
EN1. Inner speech
EN2. Determination
EN3. Fly Again!!
EN4. Blue Moment
EN5. Azurite
※「優良物件証明歌▽」の▽は白抜きハートが正式表記
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