グレタ・ガーウィグ監督(「バービー」)が手がける新作「ナルニア魔術師のおい」のビジュアルが英映画誌エンパイアで公開された。金色のたてがみを持つ威厳あるライオンとして親しまれてきたアスランが、まるで違う姿になっている。本作は、Netflixが立ち上げる新シリーズの第1作で、ナルニアが生まれる瞬間を描く前日譚にあたる。
「ナルニア国物語」といえば、C・S・ルイスが書いた児童文学の古典で、2005年から3作が映画化された。世界を創り、守り続けるライオンのアスランは、その旧シリーズでは写実的な金色のライオンだった。
しかし、ガーウィグ版アスランは、左右で色の違う目を持ち、顔には赤い縞が走っている。ガーウィグ監督によると、憧れのデビッド・ボウイがインスピレーションになっているという。
「デビッド・ボウイに命を救われました。ポール・マッカートニーにも、ザ・フーのピート・タウンゼントにも。彼らの音楽を聴くと、『きっと大丈夫』と心の底から思えたんです」
新アスランは、左右で色が違って見えたボウイの瞳と、顔に描いた赤い稲妻をなぞったという。ナルニアはアスランの歌から生まれる世界という設定で、映画全体をロックオペラにするつもりだと語る。
物語は、少年と隣家の少女が、少年の叔父である魔術師(ダニエル・クレイグ)から渡された魔法の指輪で異世界へ迷い込むところから始まる。子ども2人は新人が演じ、「バービー」のエマ・マッキーやキャリー・マリガンも出演する。アスランの声は、「ストーリー・オブ・マイライフわたしの若草物語」で組んだメリル・ストリープが担う。
ガーウィグ監督は起用の理由をこう説明する。
「深みはあるけれど気取らない、重みはあるけれど陰気にならない人を探していました。70歳を超えていて、経験からくる知恵があり、それでいて子どものように新鮮に驚ける人。しかも、史上最高の俳優のひとり。そんな人はそう多くはいません」
「ナルニア魔術師のおい」は、2027年2月11日に全国公開される。
【作品情報】
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ナルニア(原題)
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Photo by Karwai Tang/WireImage/Getty Images