チョロい仕事と思ったら…!!就活50連敗の女子大生が「懺悔1回1万円」のシスターに!?ヤバすぎ黒秘密が続々集結

手作り感満載のこの「懺悔室」。訪れた人はどんなことを懺悔するのか。/(C)洋介犬/COMICSMART INC. 画像提供:KADOKAWA

チョロい仕事と思ったら…!!就活50連敗の女子大生が「懺悔1回1万円」のシスターに!?ヤバすぎ黒秘密が続々集結

9月20日(日) 13:00

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手作り感満載のこの「懺悔室」。訪れた人はどんなことを懺悔するのか。
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就活50連敗中の女子大生・聴村りすんは、ホームセンターで材料をそろえ、ハロウィンのコスプレ衣装を身につけてなんちゃってシスターを始めた。懺悔1回1万円という強気な価格にもかかわらず、訪れるのは「人には言えない秘密」を抱えた人ばかり。今回は漫画家・洋介犬(@yohsuken)さんの新作「黒懺悔」を紹介するとともに、作品の誕生秘話や制作へのこだわりを聞いた。

■1回1万円の懺悔室に集まる黒い秘密
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黒懺悔_1話_2

黒懺悔_1話_3

就活50連敗という状況から、聴村りすんが思いついたのは「人に言えない懺悔を聞くだけ」というなんちゃってシスター。ホームセンターで購入した材料を使って懺悔部屋を作り、1回1万円という価格設定で始めたところ、話を聞いてほしい人が次々と現れる。

しかも、持ち込まれる懺悔は一筋縄ではいかない。第1話では「妻とずっと一緒にいたかった」という夫が登場。寂しくないように、妻を持ち歩けるようバラバラにしたという衝撃的な告白をする。さらに第2話では、推し作家を守るため、SNSに湧くアンチを一掃するファンが登場するなど、懺悔の枠を超えた秘密が次々と明かされていく。

■ホラーだけではない「黒懺悔」の世界
「黒懺悔」を描こうと思ったきっかけについて、洋介犬さんは「ショートオムニバスに近いホラーの企画を立てようと思い、かねてからやりたかった懺悔室を舞台としたシチュエーションホラーを描こうと思い立ったのがきっかけです。元ネタとして映画『エクソシスト3』の懺悔室で事件が起きるシーンが大きいです」と明かす。

また、主人公と懺悔室をあえて本物ではなく「まがいもの」にしたのも理由がある。「本物の懺悔室での制約をすべて外せるためにそうしました。懺悔1回1万円という額も『もしかしてリアルに払う人がいるかも』というラインを狙っています」と説明する。

さらに「話もホラー一辺倒ではなく、喜怒哀楽というか、泣ける話も多めに入れて狭い懺悔室が幅広いテーマパーク化できるようにという意図がありました」とのこと。実際に第8話「少愛ノ罪」では、なんちゃってシスターがホームレスと病気の猫を救う温かな物語も描かれている。

洋介犬さんが特に気に入っているのは、「サイコホラーとしては、我が子に『お前は人間ではない』と言い続けた男が気に入っています。結末も含め、人の業を描き切れた感があったかと」というエピソードだという。

■「ヤバい人」から始める2段オチ
1話ごとに読み切れる形式の「黒懺悔」。制作では、懺悔の内容から考えるのではなく、まず登場人物を決めるという。「『ヤバい人』『困っている人』とそのキャラクターを軸に構想し、『では、そういう人間は何を懺悔するのか?』と尻尾を付け足すような考えるスタイルにしました」と洋介犬さん。その結果、物語は2段オチのような構成になったといい、「その結果、2段オチのような構成になって、正解だったと思います」と振り返る。

懺悔を聞くだけのはずが殺戮、感動、狂気までが飛び出すシチュエーションホラーの本作。文字通り「黒い懺悔」に満ちた人間の世界を覗き見してみよう。

■取材協力:洋介犬(@yohsuken)

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