「オブセッション 災愛」のブラムハウス、次のホラーを15億円超で獲得

ジョシュア・ジュリアーノ監督

「オブセッション 災愛」のブラムハウス、次のホラーを15億円超で獲得

9月19日(土) 16:00

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トロント国際映画祭で初上映されたホラー映画「River(原題)」の配給権を、ブラムハウス・アトミック・モンスターとユニバーサルが1000万ドル(約15億円)超で獲得することになったと、米デッドラインが報じている。今年の映画祭で最初の大型取引となる。

ブラムハウス・アトミック・モンスターは、「ゲット・アウト」のブラムハウスと、「死霊館」のジェームズ・ワン監督が興したアトミック・モンスターが統合した会社だ。同社は昨年のトロントでも、YouTube出身のカリー・バーカー監督の無名のホラーをフォーカス・フィーチャーズと組んで約1500万ドル(現在のレートで約23億円)で買い付けている。製作費100万ドルに満たなかったその作品は、世界総興収5億1300万ドル(現在のレートで約792億円)を超えた。それが、7月17日に全国公開された「オブセッション 災愛」だ。

「River」は、父の死をきっかけに、疎遠になっていた3きょうだいが故郷で再会するところから始まる。父が生前に気に入っていた人里離れた川へ遺灰をまきに出かけるが、乗っていた舟が動かなくなり、顔のない殺人鬼につけ狙われる悪夢へと転じていくという。きょうだいを演じるのは、「ドント・ブリーズ」「死霊のはらわた」のジェーン・レビと、「ハッピー・デス・デイ」のジェシカ・ロースらだ。

ジョシュア・ジュリアーノ監督にとっては、これが長編デビュー作にあたる。ホラー専門の配信サービスShudderなどが出資した小ぶりな企画で、深夜上映のミッドナイト・マッドネス部門にかけられた。上映が終わると、翌朝までに複数の配給会社が競り合う状態になっていたという。

フォーカス・フィーチャーズ、パラマウント、A24、Netflixが早々に降り、800万ドル(約12億円)を提示したソニーが最後まで残ったが、14日朝に撤退した。そこへブラムハウス・アトミック・モンスターがユニバーサルと組んで加わり、1000万ドル超で決着した。

ジュリアーノ監督は、米国の映画学校AFIで監督課程を修めた。その次回作「Occupant(原題)」も、先週ブラムハウス・アトミック・モンスターが製作に入ることを決めている。

【作品情報】
・ オブセッション災愛

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