【写真】澄晴(寺西拓人)、海外生活を経て帰国した姿
内田有紀と寺西拓人がW主演を務めるドラマ「ラストノート」(毎週木曜夜10:00-10:54、フジテレビ系/FODほかにて配信)の最終回が、9月17日に放送された。別々の道を歩み始めた澄晴(寺西)と葵(内田)、そして登場人物たちが辿り着いた道が描かれ、反響を呼んでいる。(※以下、ストーリーのネタバレを含みます)
■歳の差男女が織りなす純愛物語
本作は、環境も積み重ねてきた人生も全く違う、交わるはずのなかった歳の差のある男女が、静かに引かれ合い、やがて人生で最も激しい恋へと導かれていく姿を描いた大人の純愛ストーリー。
タイトルの「ラストノート」は、時間ごとに変化していく香水の“最後の香り”を表す言葉。つけた瞬間の第一印象となる“トップノート”、香水のメインの香りとなる“ミドルノート”、そして香水の最後の香りで、肌と溶け合うことでその人だけの香りを残す“ラストノート”。
本作は、そんな香水の最後に残る特別な余韻“ラストノート”のように、今まで心にしまっていたはずの思いが静かに香る純愛が描かれている。
■「一緒にいない方ががいい」すれ違う想いと、訪れた決別
東京に帰ってきた葵は、久々に澄晴と再会し、思いを口にする。だが澄晴は葵に「一緒にいない方がいい」と告げるのだった。戸惑う葵に対し、澄晴は葵がいなくなってから絵を描けなくなり、1人では何もできないことに気が付いたと語る澄晴は、このままではまた夢を諦めてしまうという焦りを抱えていた。そんな思いを受け止めた葵は「中途半端はよくない」と告げ、二人は別々の道を歩むことを決める。
一方、葵と澄晴が会えたかを気にする親友・優子(坂井真紀)に対し、同級生・岩村(平原テツ)は「優子ちゃんが先だよ」「人の幸せを願うのは、自分が幸せになってから」とアドバイスを送る。岩村の言葉を受け止めた優子は、「葵の幸せ、心から願ってるもん」と自分が幸せであることを語り、その理由が岩村であることを伝え、二人は結ばれる。
就職が決まった龍太(草川拓弥)は莉奈(桜井日奈子)に告白するが、澄晴と別れたばかりの莉奈は動揺し、「無理だよ。龍太のことそんなふうに見れない」と突っぱねてしまう。落ち込む龍太は、お互いに好意を寄せながらも距離を取ろうとする澄晴たちの姿が理解できず、「ただの綺麗事に聞こえる」と澄晴に強く当たってしまう。
■「全部諦めなきゃいけないなんて…」絶望する葵に寄り添う優子
もう一度夢を追いかけようと調香部への異動を希望した葵だったが、後輩・梢(中島亜梨沙)からサンプルの意見を求められた際、再び香りが分からなくなっていることに気付く。
ショックを受けた葵は優子に呼び出され、澄晴とのことを尋ねられると「会って終わりにした」と強がって笑顔を見せる。しかし、優子が雨に濡れる葵に傘を差し出し「もう飲み込まなくていいから…」と優しく声をかけると、葵の溢れる感情があふれ出す。
「また香りが分からなくなって…やっと取り戻したのに…全部わからなくなっちゃった…結局全部諦めなきゃいけないなんて…」と優子の胸で涙を流す葵に、優子は「葵の中に残っているものもきっとあるはずだよ。それを信じようよ」と言葉をかけ、寄り添うのだった。
■自立のための旅立ちと、それぞれの選択
澄晴もまた、絵に打ち込むものの思うような作品が描けず焦りを募らせていた。二宮(丸山智己)から、コンペは諦めて視野を広げることに時間を使うよう促され、渡された本の中にあった「滞在型共同アトリエ」の記事に目を留める。
澄晴は莉奈と龍太を呼び、東京を離れて絵に打ち込むことを伝える。龍太は再び莉奈に告白し、澄晴とのことは時間が経てば解決すること、そして「自分のこと男として見られないのもそんなこと言えるのも今だけだし」と不器用ながら真っすぐな想いを伝える。莉奈は「嫌いじゃない…」と笑みをこぼすのだった。
その後、葵から連絡を受けた澄晴。また香りが分からなくなってしまったことを打ち明けた葵は、涙ながらに「自分を失う恋にしたくない。結局自分の人生変えられるのは自分だけなんだと思う。年を重ねるうちに見えない不安が大きすぎて…何も変えないことが幸せなんだって思い込んでいた。そんなときにあなたと出会って…あなたに書けてた言葉、全部自分に言いたかった言葉なんだと思う。だから…今からでも必死に夢と向き合ってみようって思うの。自分の力で香りを取り戻して…いつかあなたの前で心から笑いたい。並んで前を向いて歩いて行ける、そういう二人になりたい」と思いをぶつける。
葵の決意を聞いた澄晴は、「絵も葵さんも諦めたくない。自分の夢は自分で取り返す。1人でも歩いて行けるけど、ただ好きだから隣にいる…そういう二人に俺はなりたい」と返し、東京を離れて絵の勉強をしてくると告げる。葵も「いつか…笑い合える日まで」と応え、二人はそれぞれの道へと歩み出す。澄晴は葵へ1枚の絵を送り、東京を離れていった。
■登場人物たちの選んだ道…そして澄晴&葵は再会する
やがて月日が流れ、駅のコンコースにあったピオニーの絵は撤去された。葵はついに新しい香水の開発に成功し、後輩とともにその香りをかみ締める。そして新たな夢であったオーダーメイドのパフュームショップを開くため、退職する。
一方、東京へ戻り二宮の絵画教室へ訪れた澄晴。ずっと気にかけていた生徒・斉木はコンテストで受賞しながらも家族に辞退されて落胆していた。澄晴はそんな斉木に過去の自分を重ね、「やめる必要ない。やっちゃだめだよ。ここで諦めたら一生後悔する。君も…僕も」と背中を押す。そんな澄晴は、絵を描くこと以上に、絵で人の役に立ちたいと考え始めていた。
そんな中、龍太と同棲をしていた莉奈は保育士の筆記試験に合格して前へ進み、二人は結婚することに。さらに、優子と岩村の結婚パーティーがスナックで賑やかに開かれ、優子は「お父さんと一緒で散歩が趣味なの!一生懸命恋をしました!」と定番となったアイドル曲で幸せな笑顔を振りまく。
自分の店をオープンさせた葵は、澄晴からもらった大切なピオニーの絵を壁に飾る。そして、夢を叶えたら行こうと決めていた場所へと向かう葵。澄晴もまた、葵の店を外から静かに見つめた後、フラワーガーデンへと足を運んでいた。色鮮やかな花々に囲まれる澄晴の後ろから、「おかえり、澄晴」と葵の声が響く。振り返った澄晴と葵は優しく向き合い、再び二人で未来に向かって歩み出すのだった。
■澄晴&葵の恋の結末に「余韻に浸ってロス」と反響
澄晴と葵、年の差がある二人の恋の結末が描かれた最終回。放送後、視聴者からは「最終回の余韻に浸ってロスです…これがラストノートなのか!」「それぞれが夢を叶えて、新たな夢にも歩み始めて、ハッピーエンドで良かった!」「お互い自分の足で立って一緒に横に並んで歩いて行く…これが大人の純愛なんですね」と感動の声が寄せられた。
一方、澄晴と葵がその後どのような道を歩んでいくかは様々な推測が展開されており、「続きが見たいです!」「澄晴くんがこれからどんな夢を叶えていくのか知りたい!」「二人でお店をやったりするのかな…色んな想像ができるのも余韻(ラストノート)か…!」と反響が集まっている。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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