トム・クルーズが、Netflixなどの配信サービスに反対はしていないと、米GQとのインタビューで明かした。最新作「DIGGER ディガー」に合わせた取材で語ったものだ。
クルーズは、コロナ禍で客足の途絶えた映画館に、観客を呼び戻した救世主として語られてきた。主演と製作を兼ねた「トップガンマーヴェリック」をめぐっては、パラマウントが配信サービスへの売却を探ったものの、劇場公開にこだわる本人が拒んだと報じられている。公開は2年以上延期され、2022年にようやく劇場で封切られた。その結果、世界総興収は15億326万ドル(現在のレートで約2330億円)にのぼり、2023年にはスティーブン・スピルバーグ監督から「あなたがハリウッドを救った」と声をかけられている。
その立場から、クルーズは配信と映画館の違いをこう説明する。
「テレビにもNetflixにも、反対はしていない。いいことだと思うし、雇用も生まれる。ただ、映画館のいいところは、みんなが一つの空間に集まって、一つの体験を分かち合えることなんだ」
若い世代は自分をアクションスターとしてしか知らないのではないかと問われると、クルーズは否定した。プレミアの会場には3世代、4世代にわたる観客が来ており、過去の出演作がNetflixを通じて新しい観客に届いているからだという。
「Netflixなら、いろんな種類の映画を観てもらえる。これまで撮ってきた作品が世界中を回っていくんだと分かったんだよ」
「DIGGER ディガー」は、アカデミー賞の監督賞を2度受けているアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督が手がけた。クルーズが演じるのは、自らの強欲で地球を存亡の危機に追い込む石油採掘会社のCEO、ディガー・ロックウェルだ。
「DIGGER ディガー」は10月9日から全国公開。
【作品情報】
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DIGGER ディガー
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Photo by Shane Anthony Sinclair/Getty Images for BFI