ネタバレ注意!「オデュッセイア」トロイの木馬撮影秘話&藤村シシン解説動画<後編>

ネタバレ注意!「オデュッセイア」トロイの木馬撮影秘話&藤村シシン解説動画<後編>

9月18日(金) 17:00

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日本公開を迎えたクリストファー・ノーラン監督最新作「オデュッセイア」。日本でも満席続出、週末興収1位の大ヒットスタートを記念し、本作で圧倒的な存在感を見せる「トロイの木馬」撮影秘話と、映画の字幕・吹替監修を手掛けた古代ギリシャ神話・歴史専門家である藤村シシン氏による特別解説動画<後編>(https://youtu.be/UQJE6k2p5RY)が公開された。

時代を超えて誰もが共感できる、心揺さぶるヒューマンストーリーにSNS上では「ノーラン監督の作品の中では一番わかりやすく、娯楽性が高い作品」「圧巻の映像美と愛のドラマに何度見ても感動」「家族愛や帰還部分が最高でたまらない!」「オデュッセウスと家族との絆に最後まで引き込まれ、泣かされました」といった絶賛の声が相次いでいる。

トロイア戦争の終結後、愛する家族の待つ故郷への帰還を目指す主人公オデュッセウス(マット・デイモン)。しかし彼の前には、神々の介入や恐ろしい怪物、荒れ狂う大海原といった試練が立ちはだかり、実に10年にも及ぶ過酷な旅路が展開される。ノーラン監督は本作について、「オデュッセイア」という物語が3000年近く人々を魅了してきたのは、愛と喪失、戦争とロマンスといった「物事の本質」を描いているからであり、「長期間故郷から引き離され、何としてでも帰ろうとするオデュッセウスの姿には誰もが共感できる」と語っている。さらに、完璧なヒーローではなく欠点のある一人の人間としてオデュッセウスを描いた理由について、「オデュッセウスは複雑な人物で、ある意味、不完全でもある。欠点のある人物の方が、人は共感できると思うんだ。誰にでも欠点はあるからね。スーパーヒーローではなく、自分を映し出せるようなキャラクターを誰もが求めている」と、時代を超えて人々の胸を焦がす「究極の共感ポイント」として熱弁している。

そんなドラマを極上のエンターテインメントへと昇華させているのが、ノーラン監督のこだわりが炸裂した壮大な美術や、リアルを追求した撮影の数々だ。特に観客の度肝を抜いているのが、有名な「トロイの木馬」のシーン。実はノーランが映画『トロイ』(04)の監督候補に挙がっていた頃から温めていた念願の構想だった。

映画「オデュッセイア」では車輪付きの伝統的なデザインではなく、「アテナへの供物として波に打ち上げられた」という、オデュッセウスの緻密な戦略とリアリティを強調した斬新な仕掛けを採用。高さ約10メートルの実物木馬を複数制作し、数千人のエキストラや本物の炎が飛び交う過酷な海岸線での撮影など、あらゆる要素が同時に進行する現場はまさに怒涛。ノーラン監督も「トロイアのシーンでは、フィジカルな演技が求められた。派手な戦いで、何千人ものエキストラが参加していたし、炎などあらゆることが同時に起きていた。でもすばらしいスタッフに恵まれたよ」と振り返るほど。伝統的なイメージを鮮やかに覆す監督の妥協なきビジョンと世界最高峰の技術が結集し、まさに映画史に新たな伝説を刻む前代未聞の映像美が誕生している。

そして、大好評を博しているのが、本作で字幕監修・吹替監修を務める古代ギリシャ・ギリシャ神話研究家、藤村シシン氏による特別解説映像だ。WEB上で公開中の<前編>では、オデュッセウスの過酷な漂流劇を「超長距離出張からの帰宅困難」に例えるなど、初心者にも分かりやすい軽妙な語り口で瞬く間に話題騒然となった。そしてこの度、シルバーウィークを直前に控え、さらなる驚きの発見が詰まった解説動画<後編>が公開された。

<後編>は、1回観たファンや伏線回収好きが思わず膝を打ち、今すぐ劇場へ駆け込みたくなる“深掘り構造”に迫る必見の内容だ。映像冒頭から、藤村氏は「あまりにも上手すぎる! めちゃくちゃ新しいことをやっている」とノーラン監督の手腕を大絶賛。専門家の視点から見ると、本作は単なる神話の映画化にとどまらず、原典の物語に、紀元前の文明崩壊という歴史的背景を重ねた多層構造になっているという。日本風に例えるなら、「フィクションである『源氏物語』を描きながら、裏で『平安時代の史実』を同時に進めているようなもの」と藤村氏が語る、ノーラン監督が仕掛けた知的なカラクリの全貌が明らかとなる。

さらに動画内では、原典のオデュッセウス像を現代的にアップデートした夫婦愛の演出や、原典の“ある有名な記述”をノーラン監督がわざわざ修正したというマニアックな隠し要素(イースターエッグ)の存在、さらには「もしあの時アガメムノンについて行ったら……?」というファンなら誰もが気になる“まさかのゲームオーバー説”まで、知れば知るほど映画が愛おしくなる秘話が次々と飛び出していく。藤村氏は、「1回観た人、2回観た人、何回観ても新しい発見がある。しゃぶればしゃぶるほど美味しいものが出てくる作品!」と太鼓判を押す本作。この解説動画をチェックすれば、スクリーンに映るすべてのシーンの解像度が上がり、劇場での超・映画体験が何倍にも跳ね上がること間違いなしだ。

「オデュッセイア」は全国で2D(字幕/吹替)、IMAX®(字幕)、Dolby Cinema®(字幕)、4DX(字幕/吹替)、MX4D®(字幕/吹替)、35mm(字幕)の全6種9バージョンにて公開中。

【作品情報】
・ オデュッセイア

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