【写真】楽しそうに監督や共演者に話し掛ける織田裕二織田裕二が、9月18日に都内で開催された主演映画「踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!」初日舞台あいさつに、趣里、白洲迅、増田貴久(NEWS)、野呂佳代、玉井詩織(ももいろクローバーZ)、藤吉夏鈴(櫻坂46)、齊藤なぎさ、本広克行監督と共に登場。公開を迎えた心境などを語った。
■『踊る』14年ぶりの帰還「長いことお待たせしてすいません」
「踊る」シリーズは、1997年にフジテレビ系で連続ドラマが放送開始されて以来、従来の刑事ドラマとは一線を画し、警察内部の縦割り社会や上下関係、人間模様を描き、社会現象を巻き起こしてきたメガヒットコンテンツ。本作は、2012年に劇場公開された映画「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」以来14年ぶりとなる、青島俊作(織田)を主人公とした劇場版最新作だ。
最新作の舞台は、世界有数の巨大都市(メトロポリス)・東京。警視庁刑事部捜査第一課に着任した主人公・青島に、史上最悪クラスの難事件が次々に押し寄せる――。
初日を迎え、織田は「本当に長いことお待たせしてすいません。14年ぶりになりますが、青島帰ってきました」とあいさつし、舞台あいさつの模様が全国の劇場に同時生中継されていることから「北海道の皆さん!沖縄の皆さん!大阪の皆さん!」などと、中継カメラに手を振った。
また、MCから「踊る」シリーズ、そして青島俊作とはどんな存在かと聞かれると、織田は「僕の俳優人生で出会えて良かったNo.1です」と力を込め、「まさか(劇場版の)『4』がFINALになると思ってなかった自分がいたんで。『2』が終わった後、和久さん(役のいかりや長介さん)が亡くなられて。そこで僕は1回終わっちゃったかなと。もう1回『3』から始まったときには、ここから5年間ぐらいのタームでずっと定年ぐらいまでやるのかなって思ってたんですね。そしたら『4』があれ?っていう感じで終わっちゃったんで、この気持ちをどこへ持っていけばいいんだろうと」と、戸惑ったという。
その後、他局の刑事ドラマに出演する際の経緯について、「(オファーがきた際に)『“踊る”は本当にやらないのか確認して』って言ったら、『やらない』って言ったんで、やったんですよ」と律儀に確認した上で出演したことを告白。
続けて「ずっとやりたい、やりたいと思ってたんですけども、なかなか『やろう』って言ってくれなかったんで、(ブランクが)こんなになりました。でも、やっちゃったんで。しかも、あの終わり方でしょ?」とニヤリとし、察した観客から拍手が上がると、「…と、私は勝手に想像してます」と、続編への期待をうかがわせた。
■趣里、織田の気遣いに感謝「壁をなくしていただいた」
そんな織田に対し、今作で「踊る」シリーズに初参戦する、台東警察署刑事課強行犯捜査係の刑事・芝田ひばり役の趣里は「本当に優しくて、初めて参加する我々を初めてと思わせない感じが本当にありがたくて。おしゃべりもたくさんしてくださいますし、もちろん緊張したんですけど、作品に入るということに対して、壁をなくしていただいたので、とても幸せな撮影期間で、織田さんに会いに行くのがとても楽しみな撮影の日々でした」とリスペクトを込めて伝えると、織田は「褒められるってうれしいね(笑)。いつも通りの俺が出ただけです」とおどけていた。
一方、同じく初参加で、麻布中央警察署刑事課強行犯捜査係の刑事・美浦秋を演じる白洲は「織田さんの『踊る』愛を隣で一身に受けられたのはすごくいい経験だったなと。織田さんご自身が一番現場を楽しんでらっしゃって、それがすごくうれしかったですし、これだけ長い間ずっと演じている青島に対しての、織田さんからの思いの火が燃え続けてることが、一視聴者としてすごくうれしかったです」としじみ。
その上で、白洲は「5年おきぐらいに演じ続けていくつもりだった、っていうそれだけでも皆さんうれしいですよね。ずっと青島さんを見続けたい、って視聴者はもちろん思っていて。織田さんご自身からそういう言葉を聞ける、っていうのは感動ものですよね」と視聴者・観客の声を代弁すると、会場から拍手が起こった。
それを受け、織田は「ありがとうございます。でも、できないんですよ、現実は。そんなに甘くないんですよ!」とちゃめっけたっぷりに観客に語り掛けると、どこからともなく「よろしく!」の声が上がり、織田らも「よろしく!」と“関係者”に向けてさりげなくアピールしていた。
映画「踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!」は全国公開中。
◆文=月島勝利(STABLENT)
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