【漫画】『東京のど真ん中で、生活保護JKだった話』を読む
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。
今回は、実話ベースの体験漫画をピックアップ。女子高生を救った生活保護の話、外食直後のヒヤリ体験、原爆投下直後の世界を生き抜いた家族の物語など、他人事とは思えないリアルな体験談3選をお届けする。
■4人家族で風呂なしアパート…東京で生活保護を受けるJKの生活に「見方が大きく変わる」
最初に紹介する作品は、五十嵐タネコさんの『東京のど真ん中で、生活保護JKだった話』。SNSでは、「生活保護に対する理解を広めてくれる」「なんてためになる漫画」「感情移入してしまった」と話題になった。
【あらすじ】
五十嵐さんのお父さんは大卒のサラリーマンで元はそれなりの暮らしだったが、37歳の若さで癌が発覚。
勤めていた会社からリストラに遭い失業し、当時は大不況で再就職もできず、五十嵐家の貧困生活が始まった。
いよいよ貯金が尽きると、お父さんは「生活保護」を受給しようと決意。しかし、生活保護を受給したからといって生活が激変することはなかった。
風呂なし、和式トイレ、トタン張りの木造アパートで4人暮らし。お風呂は週に1回で洋服は親戚から貰うお下がり。
夜ご飯はサンマ1匹を4人で分け合うことも。そんな貧困生活を、五十嵐さんは様々な工夫を凝らして乗り越えていくのだが――。
■次は自分の番かも…大好きなお店で"無銭飲食"しかけた絶望感に「経験あり」「笑った」
続いて紹介するのは、中山ゆきさんの作品『無銭飲食しかけたよ漫画』。同作がSNSに投稿されると、「似た経験した」「独特の緊張感だよね」といった反応が寄せられた。
【あらすじ】
近年、クレジットカード支払いやQR決済などができるお店が増え、キャッシュレス化が進んでいる。
大好きな某チェーン寿司店を訪れ、「今日本で一番幸せだ…」と感じるほどの食事を楽しんだ後、会計のときに交通系ICカードしか持ってきていないことに気づく。
レジに向かい決済方法を確認すると、「現金」「クレジットカード」「バーコード」の文字が現れ、一気に絶望の淵に突き落とされる。
店員に「どうかされましたか?」と聞かれ、しどろもどろになりながらも支払いができないことを伝えた。
支払いに戻るまで1時間程度かかることを伝えると、店員さんから「責任者を呼んでまいりますのでお待ちください」と言われ警察沙汰を覚悟する――。
■原爆投下後のヒロシマを生き抜いた家族…壮絶な実体験に「生きて伝えてくれたことに感謝」]
3作品目は、漫画家・マツダミノルさんの『母方の祖母から聞いた8月6日の記憶』を紹介する。同作が投稿されたSNSでは、14万件を超える「いいね」が寄せられた。
【あらすじ】
本作は、マツダさんが祖母(当時小学4年生)に取材し、広島市への原爆投下後にたくましく生きる家族の様子を描いたものだ。
家族の生活にフォーカスを当てているため、原爆投下直後の生々しい描写はほとんど描かれていない。
当時、疎開していた祖母たちの安否を確認するために、曾祖父がケガした体で40キロの道のりを歩いてきたエピソードや、火傷を負ったにもかかわらず救護活動に参加した曾祖母など、壮絶ながらも強く生きる様子が伝わる内容だ。
また、家の跡地に簡易的な居住スペースを作った様子や、食事の状況、水が命を守る上で大変大切な存在であったことなど、貴重なエピソードが詰まっている。
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