「ウィキッド ふたりの魔女」のアリアナ・グランデとジョナサン・ベイリーが出演する予定だったロンドンの舞台が中止になると、製作会社が米バラエティに明らかにした。
演目はスティーブン・ソンドハイムのミュージカル「サンデー・イン・ザ・パーク・ウィズ・ジョージ」で、点描画で知られるフランスの画家ジョルジュ・スーラが「グランド・ジャット島の日曜日の午後」を描く姿を追う1983年の作品だ。ベイリーがスーラをモデルにした主人公ジョージを、グランデがその恋人ドットと娘マリーを演じる予定で、2027年夏にロンドンのバービカン劇場で開幕するはずだった。
発端は、グランデが人前に出る仕事から退くと決めたことだ。8月に、9月1日に終わる「エターナル・サンシャイン」ツアーを最後に、しばらく公の場に出る仕事から離れると表明し、ロンドンの舞台も降板。出演を終えている映画の公開は予定通り行われることになる。所属事務所が理由に挙げたのは、身体をめぐる詮索が終わらないことだ。「ウィキッド」でアカデミー賞助演女優賞の候補になり、世界を回る宣伝行脚をこなしたあたりから、グランデの体形はネット上で繰り返し取り沙汰されてきた。7月末に公開された新曲「Petal」のミュージックビデオでも、痩せすぎではないかという声が改めて上がっていた。
ベイリーも今月に入って退いた。グランデを「大切な友人のひとり」と呼びながら、熟慮の末の判断だと声明で説明している。
「この内省的で見事なミュージカルは、僕にとって思い入れの強い企画でした。この物語はジョージとドットの深い結びつきを描いています。たがいに深く尽くしあう2人です。これからその役を引き受ける俳優たちが何を生み出すのか、とても楽しみにしています」
当初、製作陣は上演そのものは続ける構えだった。「キャスティングの協議は進行中で、クリエイティブ・チームは新しい顔ぶれに合わせて作品を組み直している」と説明していたが、それから10日ほどで2027年夏の公演を取りやめると発表した。
製作会社のエンパイア・ストリート・プロダクションズは上演権を手放しておらず、2028年の上演を目指すとしている。
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ウィキッドふたりの魔女
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