ステージⅣの大腸がんを患い、余命宣告を受けた遠藤和さんが綴ったベストセラー手記の映画化「ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記」(10月2日公開)の切なくも愛おしいメッセージが込められた場面写真がお披露目された。
和さんが亡くなる10日前まで綴り続けた手記に出会った本作プロデューサーが、抗がん剤治療を中断してまで子供を産むという、世間の目も愛する家族の心配も受け止めた上で、正解のない問いに向き合い続けた遠藤夫妻の姿に勇気をもらったことをきっかけに、映画化を決意。主演に川口春奈、共演に高杉真宙をむかえ、監督には「溺れるナイフ」などで繊細な感情表現と圧倒的な映像美を評価される山戸結希。豪華キャスト陣とスタッフが魂を込めて、愛の記録を描き上げた。
実話をもとに、かけがえのない家族の絆を描いた本作より、主人公・和(のどか)を演じる川口のピンクの髪が印象的な新規カット2点が新たに公開された。限られた時間の中で、愛する我が子、そして遺される家族のために一日一日を大切に生きた一人の女性の等身大の姿を描いた愛の物語である。
公開された場面写真には、美しいピンク色に髪を染め上げた川口演じる和が、愛おしそうにお腹をなでながら優しく微笑む姿が映し出されている。本編内には、そんな和に対して、夫の将一(高杉)が「なんでピンクなの?」と不思議そうに問いかけるシーンが存在する。それに対し和は、「ママになるから。この子に覚えてもらいたいから」と笑顔で理由を語る。
実際に遠藤和さんの手記の中でも≪ピンクだったら、絶対に娘も覚えてくれる。≫と綴られており、まだ見ぬ我が子のために、少しでも「お母さん」の存在を覚えていてほしい――そんな切なくも、母としての強い想いから思い切った選択をした和の姿勢に、母となる喜びと、溢れんばかりの情愛が繊細に伝わるカットとなっている。
もう1点は、和と将一が、眠る愛娘を優しく見守る姿を捉えたカット。姿形は目に見えなくなっても、ずっと変わらずそばで見守り、ともに我が子の成長を喜び合う二人の絆が温かく表現されている。たとえこの世界にいなくても、想いは永遠に家族の心の中で生き続ける――本作の核となる胸に染みわたるメッセージが凝縮された、どこか幻想的で胸を打つ印象的な1枚となっている。
主演の川口は「和さんが生きた生き様、人生を、自分の体で少しでも残していけたらいいなと強く思っていました。あとは、重いというネガティブな感情だけでは一切なくて、どうすれば皆さんに届く作品になっていくんだろう、と考えていました」と語り、役柄と真摯に向き合い、和さんが駆け抜けた「生の軌跡」を全身全霊で表現しようと挑んだ撮影当時を振り返っている。
重いテーマでありながらも観る者の心を優しく包み込み、生きることの愛おしさと尊さをまっすぐに問いかける本作。和さんが愛する我が子のために重ねた一つひとつの行動と、その裏に秘められた深い想いが全編に溢れる涙と希望に満ちた屈指の感動作がここに誕生した。
限りある命で紡いだ奇跡の《愛の実話》、映画「ママがもうこの世界にいなくても私の命の日記」は10月2日より全国公開。
【作品情報】
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ママがもうこの世界にいなくても私の命の日記
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©遠藤和/小学館©2026「ママがもうこの世界にいなくても」製作委員会