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映画『どこよりも遠い場所にいる君へ』舞台挨拶付き完成披露上映が9月16日、新宿ピカデリーにて開催された。石橋陽彩、永瀬アンナ、土屋神葉、玉木宏、主題歌・劇中歌を手掛けたとた、和田純一監督が登壇し、完成した本作への熱い想いやアフレコ秘話、物語のモデルとなった隠岐でのエピソードを語った。
映画『どこよりも遠い場所にいる君へ』は、阿部暁子による人気青春小説を原作としたアニメーション映画作品である。10月9日の全国公開に先駆けて実施された本イベントでは、集まった観客を前に登壇者陣がキャスト・クリエイターの視点から作品の魅力を深掘りした。
完成した本作を観た感想について、主人公・月ヶ瀬和希役の石橋陽彩は開口一番「どわぁ、です!本当に、どわぁ。涙が……」と興奮気味に切り出し、「何度も作品を読み込んで、自分が一番理解しているはずなのに、物語の結末を見た瞬間に涙が止まらなくなってしまって」と号泣したことを告白した。試写で隣の席だった和田純一監督も「ものすごく揺れていて、隣を見たらボロ泣きしていたので、ちょっともらい泣きしました(笑)」と明かした。
中学生の頃に原作を読んでいたという秋鹿七緒役の永瀬アンナも「私も試写では同じように泣きました。大好きな作品がアニメ映画化するという感激もありましたし、一ファンとして本当に素晴らしい作品になって良かったなと思いました」と笑顔を見せた。男性陣からはそれぞれ独特な涙の表現が飛び出し、尾崎幹也役の土屋神葉は「じゅわっと涙が出てきました」と表現。高津役の玉木宏は「僕はじゅわっとではないですけど(笑)、スーッと出てきた」「映像美や音楽、いろんなものが相乗効果となって、大人になって汚れてしまった部分がきれいに洗われるような作品」と語り、三者三様の涙の表現で感動を伝えた。
アフレコ現場について、初共演だった石橋陽彩と永瀬アンナは当初の距離感を振り返りつつも、同い年ということもあり徐々に打ち解け、作品内の関係性と重なる形で収録に取り組んだと明かした。また、玉木宏は若手2人の第一声からの表現力を絶賛し、「みんなでやることによってちゃんとキャッチボールが生まれるんだなと。いい経験をさせてもらいました」と語った。
本作で初めて映画の主題歌・劇中歌を担当したシンガーソングライター・とたは、和田純一監督からの「ラストシーンから繋がり、ピアノの音から入ってほしい」というオーダーを受け、主題歌「オリーブ」を書き下ろした秘話を披露。「自然の景色の中だからこそ感じられる音」を想像しながら制作するうちに「少しずつ和希になっていくような、シンクロしていく感覚があった」と語ると、永瀬アンナは「曲で泣くということを初めて経験したかもしれません。とたさんの歌声や歌詞、音楽がすべて祈りのように聞こえる。本当に大好きです」と絶賛した。
イベント終盤の挨拶で、石橋陽彩は「それくらい涙なしでは観られないような感動の作品です。めちゃめちゃ最高な作品なので、最後まで楽しんで観ていただけたら嬉しいです」と会場へ呼びかけ、温かな拍手に包まれながらイベントは幕を閉じた。映画『どこよりも遠い場所にいる君へ』は10月9日より全国公開される。
イベント情報
映画『どこよりも遠い場所にいる君へ』舞台挨拶付き完成披露上映
日程:9月16日(水)
会場:新宿ピカデリー
登壇者:石橋陽彩(月ヶ瀬和希役)、永瀬アンナ(秋鹿七緒役)、土屋神葉(尾崎幹也役)、玉木宏(高津役)、とた(劇中歌・主題歌アーティスト)、和田純一監督
映画情報
映画『どこよりも遠い場所にいる君へ』
出演:石橋陽彩 永瀬アンナ 土屋神葉 上坂すみれ 羽多野渉 岡本信彦 松岡禎丞 / 藤木直人(友情出演) / 玉木宏
原作:阿部暁子「どこよりも遠い場所にいる君へ」(集英社オレンジ文庫)
監督:和田純一
脚本:桑村さやか
キャラクターデザイン・総作画監督:へちま
音楽:中村弘二
主題歌:とた「オリーブ」(RECA Records)
劇中歌:とた「鳳仙花」(RECA Records)
アニメーション制作:トムス・エンタテインメント/第6スタジオ
配給:松竹
製作幹事:松竹・ポニーキャニオン
製作:『どこよりも遠い場所にいる君へ』製作委員会
©阿部暁子/集英社・『どこよりも遠い場所にいる君へ』製作委員会
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