「いつの間にか消えた同期」過酷な泊まり勤務の駅員たち…「体壊す前に辞めて正解」

「会社を辞めることは悪くない」

「いつの間にか消えた同期」過酷な泊まり勤務の駅員たち…「体壊す前に辞めて正解」

9月17日(木) 11:04

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「会社を辞めることは悪くない」
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駅員として勤務していた実体験をもとに、動物のキャラクターたちを通して駅員の日常や過酷な仕事の裏側を描いているザバック(@theback_blog)さん。

ブログで連載中の人気作『100日後にやめる契約駅員さん』から、今回は「いつの間にか会社を去っていた同期」を描いた切なくもリアルなエピソードをピックアップ。鉄道会社ならではの独特な勤務形態や現場の知られざる現実について、ザバックさんに詳しく話を伺った。

■泊まり勤務の過酷さと突然の別れ。「会社を辞めることは悪くない」
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久しぶりに同僚のハイエ君へ電話をかけた主人公のペン助。元気そうな声にほっと胸を撫でおろすものの、もう一人の同期・カモハシ君の近況を尋ねると、すでに会社を辞めていたことを知らされる。

退職の理由は「泊まり勤務が体に合わなかったから」。「泊まり仕事って分かって入社しても、実際にやってみないと体の負担は分からないよな……」とペン助は共感しつつ、去っていったカモハシ君を気遣うのだった。

実際の駅員時代を振り返り、ザバックさんは次のように語る。
「作中のように、いつの間にか辞めていた同期は実際にいました。でも無理をして体を壊すより、合わないと分かった時点で新しい道を選ぶことは決して悪くないと思います。勤務適正はやってみなければ分からない部分が大きいですね」

■接客業なのに「人の死」に向き合う現実。人身事故現場の精神的負担

また、一般にはあまり知られていない「駅員だからこそ直面する過酷な現場」についてもザバックさんは言及する。

「駅員として働いていると、人身事故などの場面で『人の死』に直面することがあります。『サービス業なのに……』といつもやるせない気持ちになりました。こればかりは何度経験しても慣れませんし、事故のショックで精神的に参ってしまう人もいるほどです」

華やかな接客の裏で、特殊な勤務体系や精神的負担と隣り合わせで働く駅員たち。ザバックさんの描く可愛らしい動物キャラクターたちの姿からは、そんな過酷な現場で生きる人々のリアルな吐息が伝わってくる。


■取材協力:ザバック(@theback_blog)
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