「ベルヴィル・ランデブー」(2002)、「イリュージョニスト」(2010)を手掛けたシルバン・ショメ監督最新作「マルセル&ムッシュ・パニョル」(25)が11月6日から公開される。場面カット7点と監督のコメントが披露された。
フランスで100万人突破の大ヒットを記録した「ベルヴィル・ランデブー」や、フランスの喜劇王ジャック・タチの遺稿を脚色した「イリュージョニスト」などで、アカデミー賞にノミネートされたアニメーション界の巨匠シルヴァン・ショメ。15年ぶり長編アニメーション映画となる本作は、フランスの小説家・劇作家・映画監督マルセル・パニョルの生涯を描くもの。カンヌ国際映画祭やアヌシー国際アニメーション映画祭に正式出品され、リアルとファンタジーが融合した、心に沁みるノスタルジック・アニメーションだ。
このほど公開された場面カットは、フランスの国民的作家マルセル・パニョルがモナコの一室で執筆する様子や、少年時代の自分がパリの屋根で笑う姿の他、母や弟、妻や子供などの個性豊かなキャラクターたち。さらに、生涯愛したマルセイユの街並みや、代表作の一つ「マリウス」が披露されたパリの劇場や映画館など、史実に基づいた景色や空気感が丁寧に描かれており、温かみのある色彩で描かれた躍動感あふれる表情や、まさにショメらしさが全開に感じられる豊かな世界観を存分に堪能できるカットとなっている。
そして、ショメ監督から、本作の主人公となるマルセル・パニョルに対するコメントも到着した。ショメは、「1970年代、学校で“少年時代”3部作の「父の大手柄」と「母のお屋敷」を読まされた。記憶の中では最初に読んだ本である。パニョルの文体は親しみやすく、生き生きとしていて鮮やかだった。“よく書けている”と感じたものだ。彼の映画もしばしばテレビで放映されていた。大人になるにつれ、より注意深くそれらを観るようになった。本作の準備中には他の作品も発見し、彼の戯曲を全て読み 返した。パニョルの文章は常に的確だ。常に正しい調子で言葉が紡がれる。彼は一族の争いや暗いキャラクター、過酷なシーンを伴う悲劇を書くが、言語を完璧に支配している為、そこには常に一定のエレガンスがあり、距離感とユーモアに裏打ちされている。それこそが、私が彼の作品を愛する理由である」と語り、本作に着手する前のマルセル・パニョルとの関係について答えている。
さらに、ムビチケ前売券(オンライン)も絶賛発売中。購入特典として、フランスのティザーポスターを使用したオリジナルのスマホ壁紙をもれなくプレゼント。さらに、鑑賞特典として、フランスのファイナルポスターを使用した特別な絵柄と鑑賞記録がセットになったムビチケデジタルカードがプレゼントされる。11月6日から新宿武蔵野館ほか、全国順次公開。
【作品情報】
・
マルセル&ムッシュ・パニョル
【関連記事】
・
「イリュージョニスト」シルバン・ショメ監督が初の実写映画に着手
・
杏、大好きなジブリ作品への参加を熱望
・
【映画評論】「イリュージョニスト」優雅な所作とサイレント映画を思わせる笑いが散りばめられたノスタルジックなアニメ
© 2025 WHAT THE PROD - MEDIAWAN KIDS & FAMILY CI - WALKING THE DOG