65歳以上の就業者数が22年連続で過去最多を更新し、シニアの就労拡大が進む日本社会。一方で、2040年にはAI・ロボット等を活用できる専門人材が約340万人不足するとの経済産業省による推計もあり、デジタルスキルの底上げやリスキリングは急務となっている。
【イメージ】平均年齢73歳のスタッフが働く渋谷のお茶屋「G-CHA & Ba-CHA」スタッフのAIを使った自由研究をチェック!
そうした中、日本HPが平均年齢73歳のスタッフが働く渋谷のお茶屋「G-CHA & Ba-CHA」と組み、注目すべきプロジェクト「AI PCで自由研究」を立ち上げた。
■70代が「AI PC」を相棒に作品づくりへ挑戦
デジタルに不慣れな70代の店舗スタッフ3人が最新の次世代AIプロセッサーを搭載した「HP OmniBook X Flip 14 AI PC」を活用。専門知識なしでAIと対話を重ねながら、アイデアを形にした。
昌枝さん(70歳):客の悩み相談に乗ってきた経験から「日めくりカレンダー」を作成。AI画像生成で憧れの姿を表現した。
澄子さん(71歳):憧れの「タップダンス」をテーマにAIと練習方法などの「始め方」を検討し、レポートとしてまとめた。
雄二さん(73歳):外国人客をもてなす「日本語おみくじ」を制作。AIとExcelを組み合わせて多言語翻訳を組み込んだ。
■「専門知識不要」がシニアの就労と需要を広げる
今回の取り組みを通して、プロンプト入力が口頭でもできる、どんな要望にも辛抱強く付き合ってくれる、など体験した3人も「使いやすさ」と「アウトプットの完成度」に驚いたようだった。
直感的に使えるAI PCの登場により、「高度なスキルがなくても、経験や好奇心をAIで形にできる」ということが実証されたと言える。
「難しそう」という先入観を取り払い、AIを「相棒」として生かすことで、シニア層やガジェットに苦手意識を持つ層の活躍の場や選択肢は大きく広がる。
シニア×最新AIのタッグは、人手不足時代の新しい働き方とリスキリングのあり方に大きなヒントを与えてくれそうだ。
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