【中学生のSNS事情を読む】ある生徒の母親のアカウントを特定し、晒している!「ラストにゾッ」
7歳差の男の子兄弟を育てるワーママのヨカさん(@yoka9003)。今春、次男くんは小学1年生になったばかりだが、長男くんはもう中学生。本エピソードは、昨年秋に長男くんがスマホデビューした際、大人が驚愕する中学生のSNS事情を目撃した話だ。漫画の冒頭には「すべての子どもたちが作中のようなことに当てはまるわけではない」と断り文を入れており、あくまで一つの事例として描かれている。「そろそろ子どもにスマホを」と検討している保護者必見の漫画を紹介するとともに、作者に話を聞いた。
■親のアカウントが晒される恐怖
スマホを持ったことでさまざまなグループから招待された長男くん。そのなかで最大勢力を誇るのが、同じ中学校の1年生が作った「1年団グループ」だった。みんなと仲良くなる大義名分のもとに作られたはずが、だんだん雲行きが怪しくなっていく。戸惑った長男くんから「なんかさ、大変なことになってるような…」と画面を見せられると、「親のSNSアカウントを特定する」という事態が発生していた。社会問題にもなっている誹謗中傷を彷彿とさせる投稿が次々となされていたのだ。
ヨカさんは、SNSで子どもが不安に思ったとき、どうするのかをあらかじめ各家庭で話し合っておくと冷静な判断ができると考え、本作を投稿したという。自身の子どもたちには「憶測でものを言うのはよくない」とあらためて伝えたそうだ。しかし、それは子どもだけでなく大人も実践し、マナーを守る姿を見せる必要がある。親のSNSを見た子どもが「恥ずかしい」「言わないでほしかった」と思うことがないよう、失望させない配慮が欠かせない。
■大人が見直すべきSNSのルール
今の時代、子どもたちは特別授業でSNSトラブルについて口酸っぱく注意を受けており、大人より詳しいことも多い。一方で、大人は平気で顔や現在地を晒したり、スタンプで隠しつつ子どもの特性を発信したりしている。子どもに禁止しておきながら、大人は自分たちを晒す権利があるのかと理不尽に思われても仕方がない。
前職で個人情報の取り扱いが厳しかったヨカさんの信条は「日常を見せても隙を見せない」こと。自分自身が商材で顔出しをする場合も、子どもを載せるかは親子でよく話し合い、自己責任で載せるべきだと語る。その都度、何を載せるのか、自分の子どもといえども確認をしたほうがよい。小学生のころはよくても、思春期になれば「恥ずかしいからやめて」に変わる可能性があるからだ。また、親がイキイキとSNSをしていたら、なかなか嫌だと言い出せなくなる子もいるため注意が必要だという。
本作は実話ベースだが、個人情報保護の観点から内容を少し変えており、実際の内容はもっとエグいという。読者からは「お母さんのSNSが子どもたちのネタになっていることにゾッとした」「心の準備をさせてもらえた」「ラストにゾッとした」などの反響がズラリと寄せられた。目を背けたくなる少し怖い内容だが、今の現実として知っておくに越したことはない。
取材協力:ヨカ(@yoka9003)
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