「ずっと家にいてほしい」プロポーズは悪夢の始まりだった!浮気にマウント、束縛…身近に潜む、法律で裁けない“モラハラ夫”

ランチに出かけることさえ許してもらえない…。

「ずっと家にいてほしい」プロポーズは悪夢の始まりだった!浮気にマウント、束縛…身近に潜む、法律で裁けない“モラハラ夫”

9月15日(火) 12:00

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ランチに出かけることさえ許してもらえない…。
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暴言や人格を否定する言葉、相手を支配するような態度などによって、精神的な苦痛を与えるモラハラ(モラルハラスメント)。家庭や職場など、身近な人間関係の中に潜むこともあり、SNSでは苦しんできた人の体験談が語られることも増えている。そんなモラハラ夫、通称「モラ夫」を「モラ夫解体屋」の力を借りて成敗し、新たな人生へ踏み出す妻たちを描いたオムニバス漫画『モラ夫解体屋 その夫、本当に必要ですか?』。今回は、同作でシナリオを担当するかうち(@kauchi_writer)さんに、物語づくりへの思いや印象に残っている“モラ夫”について聞いた。

■「それくらい」で終わらせない!
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『モラ夫解体屋 その夫、本当に必要ですか?』では、日常の中に潜むさまざまなハラスメントを題材にしている。物語を制作するうえで、かうちさんが意識しているのは、「誰しもの日常に潜んでいるハラスメントを、わかりやすく、印象的に描くこと」だという。

「モラハラは、外から見ると『それくらい』と思われてしまうこともありますが、積み重なることで人の心を大きく傷つけます」と話すかうちさん。そのため、作中ではヒロインが感じる苦しさに共感できること、そして最後にはしっかりと断罪の爽快感が残ることを大切にしているという。「読者にとって、何かの警鐘にもなればと思っています」と、作品に込めた思いを明かした。

■一番ひどいモラ夫は?
作中には、束縛する夫や、妻を精神的に追い詰める夫など、さまざまな「モラ夫」が登場する。その中でも、かうちさんが特に悪質だと感じたのは、「case2 #ハイスペ夫の不倫修羅場パーティー」と「case3 #パパは部長じゃない!?学歴マウント社内ニート」に登場する夫だという。

「どちらも法律で裁かれるようなわかりやすい悪ではないかもしれません。でも、相手の気持ちを踏みにじり、自分の欲やプライドを優先するという意味では、かなり悪質だと思っています」と語る。

浮気や過度なマウンティングなど、法律では直接裁きにくくても、身近な人を傷つける行為はある。「彼らのような浮気癖や過度なマウンティングを取り締まる法律、どこかにありませんかね?」と、かうちさんらしい言葉で本音をのぞかせた。

■「これはおかしい」と気付くために
モラハラは、決して遠い世界の特殊な出来事ではない。親しい人との関係だからこそ、違和感を抱いても「自分が我慢すればいい」と受け入れてしまうこともあるだろう。

かうちさんは、「モラハラは決して特別なものではなく、身近な人間関係の中に潜んでいることもあります」と語る。「この作品が、誰かにとって『これはおかしい』と気づくきっかけになったり、少しでも前向きになる力になればうれしいです」と、読者へメッセージを送った。

夫婦関係を描いている本作だが、そこに登場する人間関係の問題は、夫婦だけに限ったものではない。「こういう人いる!」と共感したり、理不尽な言動にスカッとしたりと、さまざまな視点で楽しめるエピソードがそろっている。次に「それくらい」と思いかけたとき、その違和感を見過ごさないためにも、ぜひ読んでみてほしい。

■取材協力:かうち(@kauchi_writer)

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