私はレミ。フルタイムの在宅ワーカーとして働いています。家族は夫ショウゴと、4歳の息子タクト。私が仕事しているあいだ、タクトは保育園で過ごしてもらっています。どの家庭もそうだとは思いますが、忙しい朝の時間は1分1秒が真剣勝負。しかも朝が弱い私は特に、可能なかぎり眠っていたいのです……。その結果行き着いた私なりの答えは、「保育園への送迎時の身なりを極限まで削ぎ落とす」ことでした。在宅勤務なので、会議さえなければどんな服装でもいいのがありがたいです。
朝、私はタクトを連れて保育園にやってきました。バッチリきめたスーツに身を包んだママたちが、颯爽と自転車や車で乗りつけてくるのが見えます。そんなキラキラママたちを横目で見つつ、サンダルを引きずりながら、明らかに異質なオーラを放つ女……それが私です。もちろん顔は100%すっぴんです。
保育園の入り口で、タクトを受け渡す際、受付に立っていた園長と目が合いました。園長の視線は、私のヨレヨレの襟元から突っ掛けたサンダルまでをスキャンするように移動します。気のせいでしょうか……?なんだか視線が冷たいような。
保育園の送迎時、スーツ姿のキラキラしたママたちの中で、ヨレヨレのスウェットにすっぴんの私は明らかに浮いています。
在宅勤務の私は家が職場ですから、これでOKなのです。
しかし園長先生から、「リラックスした格好ですね」とトゲのある言葉を投げられてしまいました。
他のママたちと違って覇気のない私の姿は、「家に戻って寝るだけ」と思われたのかもしれません……。
冷ややかな視線に居心地の悪さを感じつつ、タクトを預けて早々に私はその場を立ち去りました。
原案・ママスタ脚本・motte作画・んぎまむ編集・石井弥沙
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