私はメイコ。ライブに行くことを諦めきれず、リセール画面を前に葛藤する日々。そんななかでも悪気なくのんきに過ごす夫を見て脱力していると、推し活仲間のサナから熱い祝福のLINEが届きました。純粋な言葉が眩しく苦しかった私は、叔父の容態や義父の事情、頭では理解しつつも諦めきれずウジウジしたドロドロした胸の内を、思わず吐露。「今回はチケットを手放そうと思っている」と返信し、気持ちを受け取ってもらえたことで少しだけ救われました。
サナから電話がかかってきました。
「何言ってるの!?チケットを手放すのはまだ早い!事情はよく分かった。メイコがまわりの人をすごく大切に思って、いろいろ先回りして考えてるからこそそこまで悩んじゃってるんだよね。本当に優しいよ、メイコは」
「一生後悔するよ?」その言葉が胸の奥にドスンと重く響きました。たかがライブ、されどライブ。ライブはナマモノ。私にとってあのステージがどれだけ特別なものか、誰よりも知っているからこその、サナからの熱い言葉でした。
事情を知ったサナから電話がかかってきました。
私の悩みに寄り添いつつも、「ライブへ行かなければ一生後悔する。まだ何も起きていないのに楽しみを断つのは違う」「行くための対策を考えて、本当にダメなときに初めてリセールを検討すべき」と力強く背中を押してくれたのです。
サナの言葉にハッとしました。直前でダメになるショックから逃げるため、行けない理由を探して自粛しようとした自分の弱さに気づいた私。
私の心は、「行く」方へと傾き始めました。
原案・ママスタ脚本・motte作画・黒野ナツ子編集・石井弥沙
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