重岡大毅(WEST.)を主演に迎え、原菜乃華が共演する映画「5秒で完全犯罪を生成する方法」が9月11日より全国公開され、12日にTOHOシネマズ 梅田で公開記念舞台挨拶を実施。本作の主演を務めた重岡と近藤亮太監督が登壇し、公開を迎えた気持ちや関西への凱旋を喜ぶ姿を見せ、会場を盛り上げた。
本作は、主人公・初海航(重岡)が、意図せず殺人を犯した妹・幸来(原)を守るため、生成AIを駆使して事件を隠蔽しようと画策。AIによるアリバイ工作によって、やがて警察だけでなく世間をも巻き込む混乱が描かれる。「ミッシング・チャイルド・ビデオテープ」の近藤亮太監督がメガホンを取り、田中みな実、石丸幹二、伊藤歩、黒田大輔、森岡龍、九十九黄助らが共演に名を連ねる”完全犯罪サスペンス”だ。
重岡が「本編を楽しみにしていただけるような舞台挨拶にできればと思っておりますので、よろしくお願いします!」と元気よく、近藤監督が「たくさん話題作が上映されている中、この作品を観に来ていただいてありがとうございます」と感謝を伝え、舞台挨拶は始まった。
大阪で公開2日目を迎えた重岡。「大阪に来ると嬉しくなって、変にテンション上がっちゃって。移動車に僕が先に乗ったんですが、監督に“いらっしゃい。大阪にはよく来られますか?”って、調子に乗って言っちゃいました(笑)」と明かすと、近藤監督は「急に大阪マウントとられました」と苦笑い。そして、重岡が「先ほど551の豚まんを食べていただきましたが、いかがでしたか?」と尋ねると、近藤監督は「美味しかった」と満足げな表情。続けて重岡は「大阪にはいろんな場所にいろんな思い出があって。この場所も以前、別の作品でここに立たせていただきましたが、この広いステージと、700席以上ある劇場にまた立つことができて嬉しいです」と感無量の面持ち。
先日、近藤監督と一緒に「プチョンファンタスティック国際映画祭」にも参加した重岡。「僕自身、初めての国際映画祭でのワールドプレミアだったんですが、ずっと監督としゃべってました。監督はいろんなことを広く深く知ってらっしゃるので、しゃべっていて面白いんです」と称賛すると、近藤監督は「重岡さんは話を振るのが上手いんです。僕は話し始めると色々出てくるんですが、取っ掛かりが出てこなくて…」と自己分析。それを受けて重岡が「こんなにおしゃべり上手で、こんなに面白いのに、めっちゃ人見知りなんです。原(菜乃華)さんも、話すとめっちゃ面白いのに、めっちゃ人見知りなんで、2人でいる時はずっともじもじしてて。僕がいる時といない時でだいぶ違うらしいですね?」と言うと、近藤監督は「全然違いますね(苦笑)」と返答。重岡が「ドッジボールに消極的な女子みたい」と例えると、場内からは笑い声が。近藤監督は「誘ってくれたらいつでもいくけど…という気持ちでした」と笑顔で胸の内を明かした。
原、田中との共演について重岡は、「自分で言うのも何ですが、全員クセありますよね?」と監督に質問。近藤監督は「今まではザ・スターみたいな人と映画を撮ることはなかったですが、皆さんの魅力的な表情を丁寧に撮りつつ、自分らしい映像も撮れたので、バランス良く撮れたと思っています」と手ごたえを感じていたよう。
また、重岡は「監督はあまりカットを割らずに、長回しで撮ってくれて、表情にも寄ってくださったので、自分のままでいながら安心して撮影できました」と近藤監督の撮影スタイルを称賛。そして、ふと我に返ったように「俺、カッコいいこと言いました?」と質問を投げかけると、MCから「ずっとカッコいいです」と返され、近藤監督も「アイドル過ぎる」と褒めると、笑顔でポーズを取った重岡。場内からは大きな拍手が沸き起こった。
商業映画2本目となる近藤監督。「今までは落ち着いたトーンのものが多かった」と振り返りながら、「この作品もめちゃめちゃ派手な話ではないですが、3人に陽性の輝きがあるので、今までの自分の作品では出せなかった明るさを出せた気がして、新たな手ごたえを感じました」と3人のキャストを称賛。それを聞いた重岡さんが「妖精の輝き?ティンカーベル的な?」と尋ねると、笑い声が起き、近藤監督は「陰性、陽性の陽性です」と言いつつも、「ティンカーベルの方の妖精でもいいですよ。羽根が生えているように見えました」と乗っかる場面も。
重岡の俳優としての魅力を聞かれた近藤監督は「重岡さんは軸がしっかりしてる。普段の活動が作用していると思いますが、立ち姿の軸がしっかりしてるから、ご覧の通りのスタイルですし、立ち位置に立っているだけで映画だ!という気持ちになる」と称賛すると、重岡さんは「嬉しい」と喜びの表情を見せながら、モデルポーズをとり、場内からは笑い声も上がった。
本作のテーマでもあるAIについて、「自分のことを聞いた」という重岡は、「説明の中に“バスケットボールが上手です”って出てきて……やったことないのに(笑)。課金してるのに!」と苦笑い。近藤監督も「近藤亮太は売れてますか?」とAIに尋ねたところ、「まだ大々的に売れてるとまでは言えない」と返ってきたそうで、「うるさいよ、そこは“売れてます”でいいだろと思った」と振り返り、会場の笑いを誘った。一方で、重岡は「でも、AIは本当に便利ですよね。検索サイトで調べるよりもAIに聞く方が最近は多いかもしれないです。あり得ない質問をエンタメ感覚で聞いちゃう」と、日常でのAIとの付き合い方についてコメント。近藤監督も「5年前だったら当たり前に検索していたことを、最近はAIに聞いてますし、家族や友達に相談していたこともAIに聞いたりしてるので、それは良いことでもあり、悪いことでもあるのかもしれない」と語り、AIが身近な存在になった今だからこその実感を明かした。
最後に、近藤監督が「すごく見ごたえのある作品になっていると思います。僕はめちゃくちゃエゴサします。今のところ、ひとつも見逃しいてないと思うので、率直な感想をいただけたら嬉しいです」と熱い思いを伝えた。重岡は「こんなに大きな劇場にたくさんのお客さんが来てくださって、胸がいっぱいです。皆さんの貴重な時間をこの映画を観るために使っていただいて本当に嬉しいです。この作品はAIがテーマですが、こういう時間はAIには生成できないので、これからも僕は頑張って、こういう思い出をたくさん積み重ねていきたいと思っています」と作品をPRし、舞台挨拶は終了した。
【作品情報】
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5秒で完全犯罪を生成する方法
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