9月14日(月) 6:00
海外でスマホを利用するときに知っておきたいのが「国際ローミング」です。国際ローミングとは、日本で契約している携帯電話会社が提携する海外の通信会社のネットワークを利用して、海外でも通話やデータ通信などを行える仕組みです。
海外では、日本国内とは異なる料金体系が適用される場合があります。利用するサービスや料金プランによっては、データ通信が従量制となり、通信料が高額になる可能性もあるため注意が必要です。
特に注意したいのがデータ通信です。
本人がスマホを操作していなくても、アプリの更新や写真・データの同期、メールの受信などが自動で行われることがあります。つまり、「スマホをほとんど使っていない」という本人の感覚と、実際の通信量が一致するとは限りません。
また、海外では電話を受けただけでも料金が発生する場合があります。日本で契約している料金プランや、渡航先によって条件は異なるため、「日本と同じ感覚で使える」と考えないことが大切です。
3万円という金額だけを見て、請求ミスだと判断するのは早いでしょう。まずは契約している携帯電話会社の利用明細を確認します。
データ通信、発信・着信、SMSなど、どのサービスで料金が発生したのかを調べてみましょう。海外向けの定額サービスを利用したつもりだった場合は、そのサービスが実際に適用されていたかも確認します。
海外向けの定額サービスには対象となる国・地域や通信などの条件があり、定額サービスの対象外となった場合は従量制の料金が適用され、通信料が高額になることがあります。
今回の3万円も、利用明細を確認しなければ原因は判断できません。「あまり使っていないから請求がおかしい」と決めつけるのではなく、利用明細などで確認できる通信内容や料金の内訳を確認することが重要です。
不明な料金があれば、契約先の携帯電話会社に問い合わせましょう。説明を受けても解決せず、契約や請求をめぐるトラブルになった場合は、消費生活センターなどに相談する方法もあります。
海外旅行で高額請求を防ぐには、出発前の準備が重要です。
たとえば、携帯電話会社が提供する海外向けプランを利用すれば、料金の仕組みを事前に把握しやすくなります。ほかにも、海外用SIMやeSIM、モバイルWi-Fiなどを利用する方法があります。
海外でモバイル通信を使わないのであれば、データローミングをオフにすることも対策の一つです。ただし、設定方法や海外向けプランの適用条件は端末や通信会社によって異なります。出発前に契約先の公式サイトなどで確認してください。
家族が海外旅行に慣れていない場合は、一緒に設定を確認しておくのもよいでしょう。利用するサービスについて、出発前・現地到着後・帰国後にそれぞれどのような設定が必要なのかまで確認しておくと安心です。
海外では、国際ローミング中にアプリの更新やデータ同期などの通信が自動で行われ、スマホをほとんど操作していなくても料金が発生することがあります。そのため、3万円の請求も利用状況によっては起こり得ます。
高額な請求が届いた場合は、まず利用明細を確認し、何に料金がかかったのかを把握しましょう。
海外旅行でスマホを使う予定があるなら、海外向け料金プラン、eSIM、モバイルWi-Fiなどから通信方法をあらかじめ決めておくことが大切です。出発前に料金と設定を確認しておけば、帰国後に思わぬ請求を見て慌てるリスクを減らせるでしょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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