リブート版「バイオハザード」からジョークを削っていたことを、ザック・クレッガー監督が米ハリウッド・リポーターのインタビューで明かしている。
クレッガー監督といえばコメディアン出身のクリエイターで、2022年の「バーバリアン」で注目を集め、昨年の「WEAPONS ウェポンズ」で全米興行1位を記録した。どちらも恐怖と笑いを同居させた作りで評価されている。ところが今回は、その配分が想定以上にコメディ寄りだったという。
「みんな映画を気に入ってくれた。ただ、笑えるところが多すぎると言われていた。だからテスト試写を重ねるたびに、ジョークを削っていったんだ」
その効果は大きかったようだ。
「観客が前より楽しんでくれただけじゃない。僕自身も、この映画がずっと好きになった。ホラー映画では、笑いは少しあれば十分に効く。削ったジョークのなかに、惜しいと思うものは一つもないね」
カプコンの人気ゲームを映画化した本作は、レオンをはじめとする原作でおなじみの人物を一人も出さない。医療品の配達人ブライアン(オースティン・エイブラムス)が、ラクーンシティ総合病院へ荷物を届ける道中でアウトブレイクに巻き込まれるという筋書きで、ゲーム本編のサイドストーリーのような設定になっている。このアプローチを選んだ理由について、レオンの物語をやれば勝ち目がないと考えたからだとクレッガー監督は説明している。
その方針に、ゲームのファンからは反発も出ている。批判は覚悟のうえだと監督は言う。
「ファンのあらゆる層を満足させられるかどうかを、気にするわけにはいかない。全員を喜ばせようとすれば、結局は誰も喜ばせられない。それははっきりしているからね」
リブート版「バイオハザード」は、10月9日から全国公開される。
【作品情報】
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バイオハザード
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