「レオン」「フィフス・エレメント」のリュック・ベッソン監督が、新たなSF映画の脚本を書いていることを、ベネチア国際映画祭の公開講座で明らかにした。
「相当ぶっ飛んだものになる。本当だよ。チケットと一緒に、頭痛薬も要るかもしれない。もう年だからね。いまのうちに何でも試しておきたいんだ」
ベネチアには、脚本と製作を手がけた「Father Joe(原題)」の上映で訪れた。キーファー・サザーランド演じる神父が、アル・パチーノ演じる犯罪組織のボスと対峙する作品だ。
アクション映画で知られるベッソン監督にとって、SFは出発点だ。1983年のデビュー作「最後の戦い」は、文明の滅びた近未来を舞台に、大気汚染で声帯を壊されて声を出せなくなった男たちが、ひとりの女をめぐって争う作品だった。セリフを一切排したモノクロ映画で、のちに「レオン」で組むジャン・レノが本格的に映画へ出たのもこの作品だ。
「おもしろいものでね。最初の作品がSFで、そのあと『フィフス・エレメント』を撮った。あの映画は特殊効果が182カットしかなかった。『ヴァレリアン』は4000だ。新しいことに挑めるのが楽しみだよ」
「フィフス・エレメント」(1997)は、2214年の地球を舞台に、ブルース・ウィリスとミラ・ジョボビッチが主演したSFアクションでカルト的な人気を誇る。「ヴァレリアン千の惑星の救世主」(2017)では、「スター・ウォーズ」にも影響を与えたとされるフランスのSFコミック「バレリアンとローレリーヌ」を実写化した。ベッソン監督がSFを撮るのはこの作品以来となる。
【作品情報】
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ヴァレリアン千の惑星の救世主
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写真:REX/アフロ