吉田鋼太郎が孤高の家具職人に!「金継ぎ」と「ウイスキー」がつなぐ再生のラブストーリー「きんつくろい金繕い」、10月8日放送決定

吉田鋼太郎が孤高の家具職人に!「金継ぎ」と「ウイスキー」がつなぐ再生のラブストーリー「きんつくろい金繕い」、10月8日放送決定

9月12日(土) 14:00

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フジテレビが、10月8日22時から吉田鋼太郎主演のスペシャルドラマ「きんつくろい金繕い」を放送することを発表した。

本作は、世界的な評価を得ながらも人里離れた工房で孤独に暮らす家具職人と、将来に悩む大学生が、割れてしまったウイスキーグラスをきっかけに出会うことから始まる世代を越えたヒューマンドラマ。時間をかけて熟成するウイスキーと、割れた器を修復する “金継ぎ”を通して、長い間止まっていた人間関係と人生の時間を、丁寧につなぎ直していく。壊れたものは完全には元に戻らなくても、新たな形で直すことができるという希望を描く、切なくも温かな再生のラブストーリーだ。

吉田が演じる主人公は、若くして夢を追ってイタリアに渡り、日本人として初めて権威あるデザイン賞を受賞するなど、国内外で高い評価を得た家具職人・柊恒一(ひいらぎ・こういち)。輝かしい成功の裏で、実は自らを一人前だとは思えていない。若き日にイタリアへ渡る際に、ひそかに恋心を抱いていた同級生・薫(かおる)と「一人前になったら、必ず帰ってくるから」と約束したものの約束を果たせないまま時が過ぎた。現在は職人としての創作意欲も失い、家具の修理を請け負いながら、果たせなかった約束への後悔と、創作への迷い――その二つを胸の奥に抱えたまま、山奥のアトリエでひっそりと暮らしている。

頑固で不器用、感情を表に出すことが苦手な柊のもとを、ある日、就職活動中の大学生・守谷夏樹(もりや・なつき)が訪ねてくる。夏樹が「祖母の大切なものを壊してしまったので、直してほしい」と差し出したのは、割れたウイスキーグラス。食器の修理は受けていないと追い返そうとする柊だったが、夏樹がかつて大切に思っていた女性・薫の孫であることに気づく。

割れたグラスを金継ぎで修復する時間の中で、夢をかなえたはずなのに過去にとらわれる柊と、就活中でまだ何者でもない自分の未来に迷う夏樹は、少しずつ互いの心を通わせていく。戻らない時間、壊れてしまった関係、伝えられなかった思い。長い時を経て、彼らはそれぞれの人生をどのようにつなぎ直していくのか。

本作を象徴するのは、割れた器を漆と金で修復し、傷跡を含めて新たな姿へと生まれ変わらせる「金継ぎ」。一度壊れてしまった人間関係が、長い時間を経て再びつながっていく姿を描き出す。また、「金継ぎ」とともに重要なキーアイテムとなるのが、40年前と現在をつなぐ「ウイスキー」だ。自身も酒好きとして知られる主演の吉田が、ウイスキーと金継ぎされたグラスを介して自らが選んだ人生と、そこに刻まれた傷に向き合っていく主人公を表現する。

また、本作はサントリー×フジテレビ「ヤンシナ脚本家応援プロジェクト」の第3弾となる。同プロジェクトは、フジテレビヤングシナリオ大賞の受賞者にオリジナルドラマ執筆の機会を提供し、その後の活躍を後押しする。未来の脚本家を育てるフジテレビと、その挑戦を応援しながら、お酒が人生にもたらす豊かさや魅力を届けるサントリーがタッグを組み、受賞者が書き下ろしたオリジナル脚本をドラマ化する取り組みとして2024年に始動した。今回は、第33回フジテレビヤングシナリオ大賞で佳作を受賞した金民愛が、初めてテレビドラマの脚本を手掛ける。

なお、9月26日から「フジテレビヤングシナリオ大賞」過去作品、関連作品のTVerでの無料配信が決定した。

吉田とスタッフのコメントは以下のとおり。

■吉田鋼太郎

◆今作のオファーを受けた時の感想をお聞かせください。
「主演でお話をいただいたので、びっくりしました。“やろう、やりたい、やるぞ!“と気合が入りました」

◆台本を読んで、作品に持った印象をお聞かせください。
「とても、いい意味でゆったりとした流れの台本で、それぞれの登場人物の感情の流れを丁寧に追っていく物語だと感じました」

◆ご自身が演じる柊恒一と似ている部分や、共感できる部分はありますか?
「柊という人物に共感できるのは、自分では納得いってないけれども、人が求めるものを作ってくれと言われて作っていく中で、実は自分が本当にやりたいことではないと葛藤する部分です。僕らの仕事にも、そういう時があったりするので」

◆家具職人・柊恒一を演じる上で、心掛けようとしていることをお聞かせください。
「家具職人であり、割れたグラスを金でつないでいく金継ぎの職人でもあるので、職人としてのリアリティを持って演じるために、どれくらい準備をすればいいのだろうと思っています。僕は実はとても手先が不器用で、小学校の工作の課題もまともにできた試しがありません。自分とはすごくかけ離れた役ではありますが、そういうものにも挑戦しなければいけないと思いまして。準備はなかなか大変ですが、やりがいはあると思います」

◆本作では“金継ぎ”と“ウイスキー”が重要なモチーフになります。吉田さんにとって「お酒」とはどのような存在ですか?
「お酒は大好きで、20歳からずっと飲んでいます。やっぱりリラックスする時、仕事が大変な時に飲みますね。いろんな緊張や、頭も体もハイになっている状態が、お酒を飲むとふっとほどけていく。そういうためにも必要なものです」

◆作中では、青年・夏樹が進路に悩む姿を見て、柊自身も心情が変化していきます。吉田さんご自身には、後輩俳優など若い世代の方々が悩む姿はどう映っていますか?
「僕らの時代と比べると、今の20代の方はとても正直で、いい意味で臆さないというか、照れたり恥ずかしがったりしないですね。ストレートに物事を伝えてくれるので、とても話しやすいです。彼らが悩みを克服して、これから大きくなっていく姿を目の前で見ていると、“この人たちの時代なんだな”と思います。ちょっと悔しいですけど(笑)」

◆放送を楽しみにしている視聴者の皆さんへメッセージをお願いいたします。

心がざわつくようなことが多い時代ですが、その中でとってもゆったりと心に染み入る作品です。ウイスキーのように、ゆっくりと体の中に染み渡っていくようなストーリーと登場人物たちのお話ですので、ここ最近では、なかなかお目にかかれないようなドラマになると思います。ぜひ楽しんでいただきたいです。

■金民愛(脚本)

自分が思い描いた物語が映像になること、とても感慨深く思っています。執筆中は迷うこともたくさんありましたが、プロデューサーや監督に温かく支えていただいたおかげで、最後まで大切に書きあげることができました。このドラマが、見てくださった方々にとって、大切な人やこれまで過ごしてきた大切な時間を振り返るきっかけになれたらうれしいです。

■栗原彩乃(プロデューサー)

今年もまた芳醇なウイスキーのように味わい深い作品を、皆様にお届けできることとなりました。新人脚本家、金民愛さんの情緒豊かな感性が随所に光る一作です。

主演にお迎えしたのは、貫禄と軽やかさを併せ持つ俳優の吉田鋼太郎さん。椅子作りに人生を捧げた家具職人・柊恒一の心の機微を、見事に表現してくださっています。報われなかった恋や、職人としての終わりのない苦悩――。柊の人生は、決して平坦ではありませんでした。それでも、味わった苦味があるからこそ、重ねた歳月があるからこそ、人生はより旨くなっていく。そんな人生の奥深さを、吉田さんの円熟したお芝居を通して感じていただければと思います。

“遠回りした時間も、決して無駄ではなかった”と、観てくださった方の心にそっとしみ渡るような作品になっていればうれしいです。ぜひ、ご期待ください。

■清矢明子(監督)

壊れてしまった人間関係を、そして自分自身を、金継ぎのように丁寧につなぎ直していく物語です。完璧な元通りにはならないけれど、傷痕さえも人生の深い味わいになっていく――。吉田鋼太郎さんをはじめとする素晴らしいキャスト陣とともに、温かなひとときをお届けいたします。ぜひグラスを片手に、ゆったりとお楽しみください。

【番組概要】

■タイトル:ヤンシナ脚本家応援プロジェクト by SUNTORY「きんつくろい金繕い」

■放送日時:10月8日(木)22時~23時34分

■出演者:吉田鋼太郎 他

■脚本:金民愛(第33回フジテレビヤングシナリオ大賞佳作受賞)

■演出:清矢明子(「あなたがしてくれなくても」「新宿野戦病院」「最後の鑑定人」他)

■プロデュース:栗原彩乃(木曜劇場「愛の、がっこう。」「ナンバMG5」他)/郷田悠(FCC)(「続・続・最後から二番目の恋」「最後の鑑定人」他)

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