「ウォーキング・デッド」利益分配訴訟、9年目に約185億円で決着

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「ウォーキング・デッド」利益分配訴訟、9年目に約185億円で決着

9月10日(木) 13:00

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大ヒットドラマ「ウォーキング・デッド」の原作コミックを描いたロバート・カークマンら製作者5人が、放送元のAMCネットワークスと1億2000万ドル(約185億円)で和解したと、米バラエティが報じた。利益の分配をめぐって2017年に始まった争いが、9年目で決着したことになる。

争点は、番組の「利益」をどう計算するかだった。AMCは「マッドメン」「ブレイキング・バッド」といったヒット作を抱えてきたが、それらは他社が作ったものだ。「ウォーキング・デッド」は同社が自ら作って自ら放送した初めての作品で、番組の使用料を自社の判断で決められる。作り手に回る取り分がその数字に左右されるため、利害がぶつかるという指摘は早くからあった。

同じ主張で先に争ったのが、企画と制作総指揮を担いながらシーズン2の途中で解雇されたフランク・ダラボン監督だった。権利の最大10%を受け取る契約を結んでいたのに、AMCが使用料を不当に低く抑えたせいで配当が入らなかったと訴え、2021年に所属事務所のCAAとともに2億ドル(現在のレートで約308億円)で和解している。

製作者5人の訴えは、2022年にいったん退けられた。だが契約には、ほかの関係者により良い条件が示されれば自分たちにも同じ条件が適用される、という取り決めがある。弁護士はダラボン監督との和解を持ち出して新たな訴訟を起こし、2024年には連邦地裁が却下を退けた。裁判は10月27日に始まる予定になっていたが、その開廷を前に両者が折り合った。

スピンオフの「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド」でエグゼクティブプロデューサーを務めたデイブ・エリクソンも、昨年に同じ趣旨の訴訟を起こしている。AMCは仲裁での解決を求めており、こちらはまだ決着していない。

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