「齢27にして、私、パイプカットしました」
9月2日、自身のXで赤裸々な告白を投稿したのが、お笑いコンビ「流山狂ノ詩」のGOGO!HAYATO氏(27歳)なる人物だ。同ポストは大きな注目を集め、1796万回表示(9月8日時点)で、4.5万もの「いいね」がついている。
さて、GOGO!HAYATO氏は1998年生まれで、まごうことなき青年である。三十路前にもかかわらず、今後の人生を左右する決断を下したのはなぜなのか。本人の口から語ってもらおう。
パイプカットは妻の提案だった
現在、事務所には所属せずにフリーランスとして活動するGOGO!HAYATO氏。芸人としての収入は、ライブ会場への交通費なども考えればむしろマイナスの有様。「探偵」としても働いており、兼業で芸の道に邁進しているそうだ。
「僕は子どもが大好きで。たくさん子どもがほしいと思っていました。とはいえ、ありがたいことに3人目を授かって以降は、経済的に限界かなとも思い始めるようになったんです。パイプカットの話は、同じ意見だった妻から切り出されました」
共働きのため経済的な困窮はなかったが、パイプカット手術の費用を捻出できるほどではなく、これまで後回しになっていたのだという。
術後の経過は?
施術するまでの流れを聞いていこう。保険適用外で全額本人負担となるため、なるべく費用を抑えるべく東奔西走した結果、「55,000円」で受けられるクリニックと出会う。
「手術代は同額でも、薬代や事後の診察代などがかさむ場合も多くて。僕がお願いしたクリニックは、総額でこの値段だったので決めました」
パイプカット報告の投稿には「痛かったですか?」といったコメントが散見されたが……。
「麻酔が効いていれば『少し痛い』程度と聞きました。でも、僕は注射が大の苦手で怖くて動き回ってしまい……麻酔の効果が薄れてしまったのかもしれず、最初はかなり痛かったです。追加で麻酔を投与してもらったので、そのあとは痛みはほぼありませんでした。玉の中の管を引っ張られるので違和感はありましたが」
時間にしてわずか30分の施術。前後の説明も含めて1時間強で病院を後にしたという。術後の痛みはないのだろうか。
「痛くはなかったんですけど、睾丸を打った後の余韻みたいなものを感じました。グッと鈍く引っ張られているような。ただ、痛み止めを飲まずに過ごせる程度です」
術後数日が経ち、現在は糸が残っている状態だが、1週間程度で溶けてなくなるそうだ。また、「手術の傷口も、もともと皺だらけの部分なので糸がなくなれば周囲と馴染むみたいですね」とのこと。
家族の反応と、今後の目標
妻からの提案を契機にしたパイプカット。誰にも相談せず決めたという同氏だが、投稿がバズったことで、友人知人から多くの連絡が来たという。
「ほとんど好意的に捉えてもらえましたね。『よく決断したね』みたいに言ってくれる人が多かったです」
家族の反応はどうだったのか。
「親や妹は、知人から『ハヤトがこんな報告してるよ』って聞かされて知ったみたいなんですが、『恥ずかしいから、こういうことをSNSで言うのはやめてよ』という感じでした。僕は『芸人なんだから出すだろ』とは思っていますけど(笑)」
家族の気持ちもわからないではない。だが、本人の芸名が広まったことは間違いない。
お笑い芸人としてのキャリアはまだ3年。今回のような形で日の目を見るとは、まさか夢にも思わなかったはずだ。
「現状、まったくの無名ですが、これから芸のほうをもっと見てもらえるようになると嬉しいですね。もうすぐM-1グランプリの予選がはじまるので、そこで結果を残して、お笑い芸人として認めてもらえるように頑張ります」
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パイプカットといえば、某大御所俳優や有名司会者の顔が脳裏に浮かぶ。実際、パイプカットと検索するとそれらの人物の名前がレコメンドされるわけだが、今回の一件でGO!GO!HAYATO氏の名前も同列で表示されていた。なんとも不思議な事態だ。我々は、前例のない売れ方を目の当たりにするかもしれない。
<取材・文/Mr.tsubaking>
【Mr.tsubaking】
Boogie the マッハモータースのドラマーとして、NHK「大!天才てれびくん」の主題歌を担当し、サエキけんぞうや野宮真貴らのバックバンドも務める。またBS朝日「世界の名画」をはじめ、放送作家としても活動し、Webサイト「世界の美術館」での美術コラムやニュースサイト「TABLO」での珍スポット連載を執筆。そのほか、旅行会社などで仏像解説も。
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