アマゾンの神秘と美しさの中心へ誘い、アマゾンの新たな価値観に出会うドキュメンタリー「アマゾン、精霊が宿る川」が、11月14日から公開される。
アマゾン川上流の2大支流の一つ、マラニョン川。その流域には先住民のクカマ族の人々が暮らしていた。彼らにとって「川」は、権利を持った生きた存在であり、その権利は尊重され、保護されなければならないと考えれている。そして、川の底には、川のバランスを保つ精霊「カルアラ」の世界が広がっていた。カルアラはヘビのハンモックで寛ぎ、エイの帽子をかぶり、ナマズの靴を履いている。しかし今、その繊細なバランスが自然破壊によって崩されようとしていた。
監督は、カナダ出身で30年以上ペルーを拠点に活動するステファニー・ボイドとペルー、クスコ出身でビジュアルアーテストであるミゲル・アラオス・カルタヘナ。手描きアニメーションによって川の底の精霊たちは私たちの目の前に現れ、「川」とそこで生きている命を守るために強大な権力に立ち向かう人々の姿を見事に融合させた。また、出演しているクカマ族の指導者で環境活動家のマリ・ルス氏は、ゴールドマン賞を受賞している。
「アマゾン、精霊が宿る川」が、11月14日から、シアター・イメージフォーラムほかで公開。
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© Miguel Araoz Cartagena y Stephanie Boyd